大型連休は泥棒被害が増加するといわれています。今年も残すところあとわずかです。とくに年末年始は何かとお金が必要になるので、まとまった現金を自宅に準備しているご家庭も多いかと思います。
しかし泥棒は、その事情をちゃんと把握しています。隙がある家はターゲットにされやすいです。だからこそ大型連休前に泥棒に狙われないための防犯対策を強化してほしいと思います。
今回は、大型連休を迎える前にご家庭で備えてほしい泥棒に有効な防犯対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
屋内へ侵入をさせないための対策
とにかく泥棒被害から身を守るためには、屋内へ侵入をさせないことが大切です。ここからは泥棒を屋内へ侵入をさせないために有効な防犯対策をご紹介しますので、あなたのご自宅でも準備をしていただけたらと思います。
ワンドアツーロック
ワンドアツーロックとは、一つの出入り口に2つ以上の鍵を取り付けることを指します。玄関やベランダ、勝手口など人が通り抜けできる小窓でも2つ以上の鍵を取り付けてください。ホームセンターの防犯コーナーに行き担当者からアドバイスをもらうといいです。
【ワンドアツーロックを実施する主な出入り口】
・玄関
・勝手口
・ベランダ側
・風呂場
・トイレ
・洗面所
・台所
防犯砂利をまく
屋外で死角になるような場所には、防犯砂利をまくといいです。
見た目は普通の砂利と変わりませんが、人が踏みつけると大きな音が発生します。「音」と「明かり」は泥棒が一番嫌いますので人の出入りが少ない場所や死角にある場所には防犯砂利をまいて備えておくといいでしょう。
センサーライトを設置する
屋外の泥棒対策で有効といわれているのが、「センサーライト」です。先ほども触れましたが、泥棒は「音」と「明かり」を一番嫌います。ですからセンサーライトを設置するのは、有効だとされているのです。
センサーライトは感知式のものがいいと思います。人の動きを感知するとライトを点灯し続けます。意外と強力な明かりなので泥棒は発見されるリスクが高くなるので「ここでの犯行は難しいな」と、犯罪抑止力効果が働きサッサと退散することでしょう。
窓に防犯フィルムを貼る
泥棒にも色々なタイプがいます。最近の手口で増えているといわれているのが錠近くのガラスを破壊して屋内へ侵入をしてくる「ガラス破り」といわれている手口です。この「ガラス破り」に有効とされている対策が、防犯フィルムです。
防犯フィルムをガラスに貼ると金属バットで叩き割ろうとしても、屋内へ侵入するまでに10分以上の時間がかかります。泥棒は侵入までに「5分以上の時間がかかると判断をしたら犯行を諦める」という警視庁の調査結果でもわかっているので防犯フィルムは有効だと思います。
感知式ウインドウアラームを取り付ける
念には念を入れる方が防犯効果もより高まります。そこでおすすめしたいのが、「感知式ウインドウアラーム」の取り付けです。感知式ウインドウアラームは、窓ガラスに振動を感知した際に大音量で警告音を鳴り響かせます。
セキュリティ専門業者でも薦めている防犯対策の一つなので、ご自宅のすべての窓に感知式ウインドウアラームを取り付けるとより安心感につながるのではないでしょうか!