投資の入り口として検討される方もいる「株主優待」。「よく行くお店の株を、優待を楽しみながら持ってみたい」と思う方もいるでしょう。身近なお店の株なら、値動きにも自然と関心がわいてくるのかもしれません。

とはいえ、株式投資にはリスクがあるもの。株価や業績なども含めて総合的に判断することが大切です。

今回は、生活に身近な株式の中でも、牛丼チェーンの松屋フーズホールディングス(9887)と吉野家ホールディングス(9861)に視点をあてて、2026年8月13日時点の株価と参考指標をもとに、株主になるのに必要な金額と株主優待の内容を一緒に確認していきましょう。

※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています。

1. この記事を読んだらわかる3つのポイント

  •  松屋フーズHD(9887)・吉野家HD(9861)の2026年8月13日時点の株価と、PER・PBR・配当利回りなどの参考指標
  •  100株を持つのに必要な金額の目安(松屋フーズHD約50万4000円・吉野家HD約37万7400円/2026年8月13日終値)
  •  両社の株主優待「食事券」の内容と、いつ・どれだけもらえるか(松屋は年1回・吉野家は半期ごと)

2. 【2026年8月13日】松屋フーズHD(9887)の株価の終値や1年間の株価チャートとは

まずは松屋フーズホールディングスから確認していきましょう。2026年8月13日の終値は5040円(前日比+0.2%)でした。同日の値動きは、始値5010円、高値5060円、安値5010円です。おもな参考指標は次のとおりです。

松屋フーズHDの株価1/2

松屋フーズHDの株価

出所:各種資料をもとに筆者作成

  • 株価(終値):5040円(2026年8月13日時点)
  • 前日比:+0.2%
  • 始値:5010円/高値:5060円/安値:5010円
  • 時価総額:約1038億円(103801百万円)
  • PER(会社予想):27.32倍
  • PBR(実績):1.8倍
  • 配当利回り(予想):0.52%
  • 年初来高値:6910円(2026年2月6日)/年初来安値:4385円(2026年6月23日)

年初来安値4385円(2026年6月23日)は上回り、8月13日は終値で5040円をつけました。PERは27.32倍、PBR(株価純資産倍率)は1.8倍となっていますが、一つの指標だけで判断せず複数の視点で確認したいところです。配当利回りは予想ベースで0.52%となっています。株価は市場で刻々と変わるため、あくまでこの時点の数値である点にご留意ください。

3. 【2026年8月13日】吉野家HD(9861)の株価の終値や1年間の株価チャートとは

次に吉野家ホールディングスです。2026年8月13日の終値は3774円(前日比+0.67%)でした。同日の値動きは、始値3764円、高値3782円、安値3742円です。おもな参考指標は次のとおりです。

吉野家HD(9861)の1年間の株価チャート2/2

吉野家HD(9861)の1年間の株価チャート

出所:各種資料をもとに筆者作成

  • 株価(終値):3774円(2026年8月13日時点)
  • 前日比:+0.67%
  • 始値:3764円/高値:3782円/安値:3742円
  • 時価総額:約2458億円(245799百万円)
  • PER(会社予想):49.85倍
  • PBR(実績):3.52倍
  • 配当利回り(予想):0.58%
  • 年初来高値:4099円(2026年7月30日)/年初来安値:2984円(2026年1月8日)

終値3774円は、直近の年初来高値4099円(2026年7月30日)に近い水準で、年初来安値2984円(2026年1月8日)からは大きく水準を切り上げています。吉野家は7月を過ぎてから3500円を超えた水準で推移しています。

配当利回りは予想ベースで0.58%でした。

4. 松屋フーズHDと吉野家HDの株主になるにはいくら必要?

では、両社の株主になるにはいくら必要かをみていきましょう。株式は基本的に100株単位で取引され、どちらも株主優待を受けられるのは100株からです。2026年8月13日時点の終値で計算すると、必要な金額の目安は次のとおりです。

  • 松屋フーズHD(9887):5040円×100株=約50万4000円(※手数料は除く)
  • 吉野家HD(9861):3774円×100株=約37万7400円(※手数料は除く)

いずれも2026年8月13日時点の株価をもとにした計算です。株価は日々動くため、購入を検討する際は、そのときの最新の株価を確認することが大切です。

また、株式はハイリスク・ハイリターンです。株主優待を目的とした場合でも、株価の変動リスクもあわせて考え、株価や業績などを調べた上で投資するかについてしっかりと考えましょう。