突然引きこもってしまったように見えるひきこもり夫ですが、その前兆が全くなかったわけではないようです。それでは、どのような人にひきこもり傾向があるのでしょうか。
・自己肯定感が低い:普段から「自分は何をやってもダメだ」といった自信のない発言を繰り替えす人は普段から満足感が低く、躓いてしまった際に「やっぱり自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。実際には人並みにできている場合もあるので、そういった成功体験を積み重ねることで、少しでも自分が価値ある人間だと気づくことも大切です。
・頑張りすぎる性格:勉強や仕事に限らず、限界を超えるほど頑張ってしまう人も警戒が必要といわれています。最善の努力をしたにもかかわらず、目標が達成されなかった際に、心が折れてしまい立ち直れなかったことで、自分の殻に閉じこもるということも多いそう。
・自分の意見を発言できない:周囲に遠慮して自分の意見を押し殺すことを繰り返す人は、日々溜めてきた気持ちが爆発してしまう可能性を秘めています。少しの我慢でも、長年溜めてしまうのは危険です。
まとめ
今の社会は、一度部屋に閉じこもっしまっても「やり直しやすい環境が整っている」とはいえないのが本当のところです。どんな人にも、失敗や間違いはおこります。そうなったとき、本人がどう立ち直るかということ、周りがどのように受け入れていくかということが、大切になってくるのではないでしょうか。
<参照>
内閣府『生活状況に関する調査 (平成30年度)』
LIMO編集部