2026年夏の猛暑は、私の園芸人生25年の中でも一番過酷かもしれません。皆さんの庭やベランダの花はしおれていませんか?
この記事を書いている私は園芸歴約25年。自宅の庭がテレビCMの撮影舞台に使われたこともあり、現在はInstagramで5万人以上のガーデニング仲間とつながっています。真夏に花がしおれる原因は大きく分けると「根腐れ」と「水切れ」の2つで、見分け方は意外と簡単。今回はその見分け方を、25年の経験からご紹介します。
記事の最後には、根腐れが疑われるときの具体的な対処法もお伝えしますので、参考にしてくださいね。
1. この〈ガーデニング記事〉でわかる!3つのポイント
- 夏に草花がしおれる主な原因は「水やりのしすぎによる根腐れ」と「水不足による乾燥」の2つ
- 鉢を持ち上げて「軽い」なら水切れ、「重い」なら根腐れと簡単に判別できる
- 根腐れが疑われる場合は水やりを止め、日陰で養生させると復活することがある
2. 花がしおれる原因は2つ
花がしおれる原因とは…1/5
著者撮影
草花が夏にしおれる主な原因は、私の園芸歴25年の経験上、大きく分けると次の2つです。
- 水やりのしすぎによる「根腐れ」
- 水不足による「乾燥」
草花がしおれるという症状は猛暑の中ではとても起こりやすく、原因は水切れだと思いがちです。しかし、いくら水やりをしてもしおれたままであるときは、根腐れを疑ってみましょう。
3. 私も失敗した!真夏は〈水のやりすぎ〉による根腐れに注意して!
真夏の水やりは難しい!2/5
著者撮影
近年の真夏、そして今年2026年の夏も連日猛暑日の予報が出ていますし、1週間雨も降らないというようなことも多いですよね。私も日課になっている仕事に出かける前の日々の庭チェックで、つい大量の水やりをしてしまいます。
ところが、猛暑日でも植物や鉢のサイズによっては前日に水やりした水が鉢の中に残っていて、水やりの必要がないものもあります。こういった判断を個別にするのはとても手間ですし、見極めも難しいので、全部の鉢に毎日水やりをしている方もいるのではないかと思います。
実はこれが根腐れの原因のひとつ。根が鉢に回りきるほどは伸びていない花は、真夏でも一日で鉢の中の水分を使い果たすわけではないため、水やりをした翌日も鉢の中に水分が残っている状態です。そのため、水やりをしなくても鉢の下の水を探して根を伸ばします。
水やりの基本は、「土が乾いてから、鉢底の穴から水が出るまでたっぷりと与える」こと。植物を大切に育てよう、枯らしたくないという一心で毎日丁寧に水やりをしているはずですが、それで枯らしてしまっては本末転倒。
私自身、真夏に水をやりすぎて草花を枯らしてしまった経験があり、コツと注意が必要なポイントだと感じています。まずは、それぞれの植物の状態をしっかり観察してみましょう。
4. 【見極めのコツ!】花が大きく成長していない場合〈毎日の水やり〉は不要かも
春に植えたカリブラコア3/5
著者撮影
春に植えたペチュニアやカリブラコアなどを育てている方で、もしモリモリに育っていないようなら、そんなときは水の与えすぎを疑いましょう。モリモリ咲いている花と鉢の重さを比べると、育っていない花の鉢の方が重いかもしれません。
そのような場合、水は毎日与えずに数日おきにして様子を見ましょう。そうすることで、水を求めて根を伸ばして地上部の花をモリモリにしてくれるはずです。
5. 【園芸歴25年の経験をふまえた対策はコレ!】根腐れの対処法
根腐れの対処法は…4/5
著者撮影
「根腐れ」と「水切れ」は一見すると同じような症状に見えますが、土の中の状態までは簡単に見ることができませんよね。簡単なのは、水やり前に鉢を持ち上げて重さを確認することです。
これだけでも、根腐れか水切れかを見分けられることがあります。しおれた草花の鉢を持ってみると、重さの違いをすぐに感じると思います。
軽い場合は水切れ、鉢が重たく十分に水分があるのにしおれるのは、根腐れの可能性が高いです。
そのような場合は、水やりはやめて日陰で養生しましょう。うまくいけば数週間で復活してくれるかもしれません。その間の水やりは、鉢が重ければ与えない、軽くなってきたら与えはじめるといった感じです。
すぐに水やりが必要か、それとも水分がたっぷりあるかは簡単に分かります。
土の表面は毎日乾きますが、土の中は花の根の成長具合で全然違ってきます。鉢が重たいなら、水やりはしないという勇気も必要だと思います。
真夏に満開する花5/5
著者撮影
6. mappysgardenのひと言コメント
原因に合わせて日陰で養生するなど適切に対処し、大切な植物を真夏の暑さから守ってあげてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点(2026年8月19日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
参考資料
mappysgarden
