3. 多忙な管理職世代こそ、お金は「仕組み」で守る方法を現役管理職、かつ元証券会社社員がアドバイス
年収が上がっても、プレイングマネージャーとして現場も抱えれば、自由に使える時間は減りがちです。収入は増えても、家計を見直す余裕がないまま支出だけが膨らむなんてことにもなります。
では、時間のない管理職世代は、どうお金と向き合えばよいのでしょうか。忙しい人ほど、「手をかけずに続く仕組み」が効くと筆者は思います。
まず取り入れたいのが、昇給や賞与の一定割合を、生活費とは別の口座へ自動で取り分ける「先取り」です。一度設定すれば、あとは意識しなくてもお金がたまっていきます。あわせて、収入が増えた勢いのまま固定費(住居・保険・通信)を上げすぎないこと。器が広がると、いくら年収が高くても手元には残りません。
忙しくて家計に向き合えないときこそ、こうした自動化と固定費の点検が支えになります。
3.1 解決のカギはワークもライフも「仕組み」にある
中間管理職は、高い年収と重い負担が同居する立場です。約9割がプレイングマネージャーという今、収入の多さだけでなく、時間や心の余裕まで含めて働き方を考えたい時期にきています。
お金の面では、忙しさに負けない「仕組み」を先に整えておくこと。
それが、多忙な日々のなかでも将来の安心を積み上げる、確かな一歩になるはずです。ご自身の家計に、まずは一つ、自動でたまる仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 役職別」
- 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
- PRTIMES「管理職は本当に罰ゲーム? ~約9割が現場の実務も担う「プレイングマネジャー」 多忙な中間管理職の実態を読み解く~」
宮野 茉莉子
