「猫と暮らすということ」


通称「ティッシュパーティ」が明けた後のご様子でしょうか。2匹の三毛猫さまの眼下にはひっくり返ったティッシュペーパーの箱があります。猫さまはティッシュペーパーを次々に箱から引き出す遊びが大好きでいらっしゃいます。

後片付けはもちろん人間の仕事。手間のかかる仕事ですから、これを厭うのであれば猫さまの目が届く範囲にティッシュを置かないという配慮を人間がせねばなりません。

「おくつろぎのところ大変申し訳ございません。
そこ浴槽なんだわ」


猫さまは快適な場所を見つけ出す名人です。湯がある浴室は暖かく、湯がない浴室はひんやりと冷たいことも猫さまは当然ご承知。暑い時期などはひんやり浴槽の中でおくつろぎのこともあります。

おわりに

「猫と暮らすということ」には猫好きのよろこびがあるということが、おわかりになったでしょうか。打首獄門同好会というロックバンドの「猫の惑星」という曲には、このような一節があります。

「たとえ私が寒くても たとえ私が困っても 猫がよければ問題なし」(作詞:大澤敦史)

多くの猫好きが思っていることでありましょう。猫と暮らすということは、こういうことなのです。

本稿筆者もかつて猫さまと同居させていただいたことがあります。そのときの経験をツイートしたものを紹介して本稿を締めさせていただきます。

「仕事はさせてもえませんわな。」

衛澤 創