子どもと出かけていると、周囲の人から注意されることもありますよね。しかし、その言い方によって親の受け取り方も変わるようです。実際に見ず知らずの人から叱られ、落ち込んだケースと感謝したケースを見比べてみましょう。

・「子連れで電車に乗った際、子どもが『座りたい』と言い出しました。運よく近くの席が空いたので座らせたものの、浅く腰かけて今にも落ちそうな体勢に。そこで、『お行儀が悪いわよ。そんな座り方なら、立っていなさい』と注意したんです。

すると、そばにいた男性に『そうだ。もう座らない方がいい』と呟かれました。子どもには聞こえていなかったようですが、私にはしっかりと聞こえてしまって…なんだかモヤモヤします」

・「店内で我が子が走り回り、対応に困っていた時のこと。私は荷物があってすぐに追いかけられず、口頭で注意することしかできませんでした。

すると、女性客の1人が『ここでは走らないでね』と話しかけてくれたのです。子どもの目を見ながら伝えてくれたおかげで、我が子はすっかり大人しくなりました。しっかりと叱ってくれたおかげで助かりました」

こう見ると、呟くように言われたママは複雑な思いをする傾向があるようです。吐き捨てるように言うのではなく、面と向かって伝える方がいいのかもしれません。

まとめ

経済力や体力、精神力など、子どもが大人を越せない面は少なくありません。そのため、つい「大人は子どもより上だ」と感じてしまいやすくなります。

しかし、実際は大人も子どもも平等の立場にあるはず。しつけによって子どもを傷つけないためにも、大人が余裕を持った状態で接するように心がけましょう。

LIMO編集部