ここ数年で防犯カメラも一般のご家庭で運用されるようになり、特別なものではなくなりました。利用目的の多くは「防犯」と「見守り」の2つに分けられるようです。

そこで今回は、家庭用防犯カメラの設置と運用のチェックポイントについてご紹介していきます。

【防犯カメラ】設置の利用目的を明確にする

まず「防犯カメラをなぜ、設置しようと思ったのか?」について利用目的を考えてみましょう。

例えば
【防犯が目的】
・空き巣、忍び込みなどの泥棒から家を守るため
・車や外壁などのイタズラを動画に残すため

【見守りが目的】
・ペットの見守りのため
・こどもの見守りのため
・高齢者の見守りのため

このように目的を明確にすることで、「設置する場所をどこにするか?」決めることができます。

【防犯カメラの目的】ペットの見守り

室内で飼っている犬や猫の見守りに使う人も増えているようです。部屋にペットを残して外出する時に、音声機能が搭載された家庭用防犯カメラを設置しておくと、留守番をしているペットに外出先から声をかけることができますので、イタズラ防止にも有効です。

【防犯カメラの目的】こどもの見守り

最近は、こどもの見守りとして使われるようになりました。赤ちゃん用品を扱っている量販店には様々な種類の「見守り防犯カメラ」が紹介されています。「こども見守り防犯カメラ」は、家事に追われるママの強い味方になります。

【防犯カメラの目的】高齢者の見守り

ペットやこどもの見守りだけではありません。近年社会問題にもなっている「介護」にも利用されているようです。

【防犯カメラ】どこに設置するのかを決める(屋内と屋外)

設置の利用目的が明確になったら、設置する場所も特定できますので、どこに設置するのかを決めましょう。通常は屋内と屋外の二つになります。

屋内

屋内へ設置する目的は「見守り」の場合がほとんどでしょう。「ペットの見守り」「こどもの見守り」「高齢者の見守り」のためには、室内全体が見渡せる場所に設置しましょう。

そして防犯カメラにペットやこどもの手が届く場所には、設置しないことと、必ず室内の様子を一度モニターで確認をして、しっかり目が行き届くかどうかに気をつけましょう。

屋外

屋外へ設置する目的は「防犯」の場合がほとんどだと思います。

駐車場の監視

駐車場に停めている愛車へのイタズラや車窃盗、車上荒らしなどの監視に役立ちます。

防犯が目的で駐車場の監視をする場合のポイントは以下の通りです。

・防犯カメラを目立つ場所に設置すること
・人の目線上に防犯ステッカーを貼りつける
・センサーライトを設置する
・センサーアラームを設置する

【防犯カメラ】空き巣や忍び込みなどの泥棒対策

空き巣や忍び込みなどの泥棒対策として家庭用防犯カメラを利用するご家庭も増加しているようです。防犯が目的で屋外に設置する場合のポイントは以下の通りです。

・防犯カメラを目立つ場所に設置すること
・死角になる場所に設置する
・暗闇でも鮮明に撮影できる機種を導入する
・センサーライトを設置する
・センサーアラームを設置する

設置場所に適した防犯カメラを選ぶ

設置の利用目的を明確にして、どこに設置するのかを決めたら設置場所に適したカメラを選ぶことが大切です。家庭用防犯カメラは屋内用と屋外用では全く仕様が異なります。

屋内用防犯カメラ

屋内用防犯カメラを導入する場合のポイントをご紹介します。

ポイント⒈ レンズをリモートコントロールできる。
ポイント⒉ レンズが350°可動する
ポイント⒊ 200万画素以上の画質を選ぶ
ポイント⒋ 内蔵スピーカー搭載で双方会話ができる
ポイント⒌ スマートフォンと連動できる

スマートフォン連動でリモートコントロールが可能の機種であれば、激しく動き回るペットの見守りにも対応できます。また内蔵スピーカー搭載で双方会話ができると、こどもに声をかけることができますし、外出先から声をかけることもできるのでペットのイタズラ防止にも効果があるようです。

屋外用防犯カメラ

屋外用防犯カメラを導入する場合のポイントをご紹介します。

ポイント⒈ 暗闇でも撮影ができる
ポイント⒉ 高画質で犯人の姿や顔がはっきりと映る
ポイント⒊ 全天候に対応できる
ポイント⒋ 遠隔操作が可能
ポイント⒌ 専門業者に依頼せず自分で取り付け可能

屋外用の防犯カメラを導入する場合は、夜間の監視ができるタイプをおすすめします。なぜなら悪いことをしようとする人間は夜間寝静まった時間帯を狙うケースが多いからです。

また、屋外に設置すると雨や風を直接機器が受けるので、全天候対応タイプを導入してください。

防犯カメラのチェックポイント

これまでお伝えしたことをまとめます。