4. まとめ

介護保険料は全国一律ではなく、自治体の高齢化の状況や介護サービスの需要によって大きな差が生まれます。

同じ年金額でも、住んでいる市区町村によって月々の負担額が変わります。

40歳から生涯にわたって支払い続ける介護保険料は、老後の家計において無視できない固定費のひとつです。

現在お住まいの地域、あるいは老後に移住を考えているエリアの保険料水準を事前に把握しておくことは、老後の資金計画を立てる上で大切な一歩といえるでしょう。

なお、老後に受けとる年金から引かれるのは介護保険料だけではありません。

年金やその他の所得状況や、住んでいる地域、世帯状況などにより数字は異なりますが、介護保険料に加えて「所得税・住民税・国民健康保険料(後期高齢者医療保険料)・子ども子育て支援金」が引かれます。

  • 老後に自分は年金を月いくらもらえそうか?
  • 手取りベースで月いくらになりそうか?
  • 老後の生活費は最低どれくらいかかりそうか?
  • 年金だけで足りるか?

老後に向けた準備は、現役世代のうちから具体的な数字を少しずつ把握し、対策を立てておくことが何よりの安心に繋がります。

まずは「ねんきん定期便」をチェックして、ご自身の将来の家計簿をイメージすることから始めてみると良いでしょう。

和田直子
40歳から支払いがスタートする介護保険料。年金受給開始年齢となる65歳になっても、要介護認定を受けても、介護保険料の支払いは生涯に渡り続きます。

現役世代の皆さんは、老後に向けた準備を進める際に公的年金から「どういうお金が」「どれくらい引かれるのか」も試算し、手取りベースで将来の家計収支をイメージしましょう。

参考資料

和田 直子