”ほったらかし”でできる資産の増やし方 初めてでも忙しくても始めやすい

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こういった投資信託の組み合わせを「ポートフォリオ」といいます。このポートフォリオの良し悪しが、最終的な運用成果につながっていきます。

「自分で組み合わせるのかぁ、ちょっと面倒……」というあなたのために、「バランス型」という投資信託も存在します。

これは、株式、債券、不動産(リート)など、1つの投資信託で複数の資産、地域に分散投資したもの。これなら1本で完結するので、とても便利です。

そして2つ目のリスク分散方法は、「積立」すること。積立とは、毎月決まった日に決まった金額で自動的に投資信託を買い付けていくことです。

どうして積み立てすることでリスクが分散できるのか、ちょっとご説明しましょう。

投資信託の値段は「基準価額(きじゅんかがく)」と呼ばれ、1日に1回公表されます。基準価額は、一般的に、1万口(くち)当たりの値段を指すことが多く、「1万口あたり1万円」から運用をスタートします。

この投資信託の基準価額は、日によって1万口あたり1万500円に上昇したり、9500円に下落したりするのです。これは、「100グラムあたり○○円」として売られているスーパーのパック詰めのお肉の値段が、日によって違うのと同じようなもの。安い日もあれば高い日もありますよね。

積立投資の場合、毎月の積立額は変わらないので、基準価額の変動によって購入口数が自動的に変わります。

基準価額が上昇すると購入できる口数は減少しますが、基準価額が下落した場合は、より多くの口数を購入することができます。100グラムあたりの値段が下がると、同じ予算で多くのお肉を買うことができるのと同じですね。

積立を続けていく過程では、どうしても、基準価額が高いときも安いときも出てきますが、一時的な値段の上下を気にせずに長期間定額を積み立てていけば、買付単価は平均化されるわけです。

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執筆者
篠田 尚子
  • 篠田 尚子
  • 楽天証券経済研究所
  • ファンドアナリスト

慶應義塾大学法学部卒業後、国内銀行にて個人向け資産運用相談業務を経験。2006年よりロイター・ジャパン(現リフィニティブ・ジャパン)傘下の投信評価機関リッパーにて投資信託のデータ分析、評価、市場調査を担当した後、2013年11月楽天証券経済研究所入所。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。