”ほったらかし”でできる資産の増やし方 初めてでも忙しくても始めやすい

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「詰め合わせる」ことでリスクを減らす!

「投資信託」は、値動きの異なる複数の銘柄を1つのパックに「詰め合わせる」ことで、リスクを分散する点が特徴です。たとえば、国内株式の詰め合わせであれば「ソニーの株」「トヨタの株」「アサヒの株」「NTTの株」の詰め合わせといった感じです。

1つの投資信託の中で1つの銘柄だけ、あるいは、同じような動きをする銘柄ばかり保有していた場合、相場環境が悪化すると、保有銘柄が一気に下落し、投資信託の成績も悪化してしまいます。

このため、投資信託を運用するファンドマネジャーは、値動きの異なる複数の資産に投資をおこない、下落リスクを抑えます。これを、「分散投資」といいます。

私たち投資家は、投資信託という金融商品の「詰め合わせ」をまるごと保有することで、少ない資金でも、たくさんの銘柄に投資することができます。結果的にリスクを分散させることができ、効果的な資産運用が可能になるのです。

「積み立てる」ことでリスクを減らす!

また、プロに任せっきりにするだけでなく、私たち投資家自身が工夫をすることで、リスクを低減させることもできます。

1つ目の方法は、「投資信託」を複数本買って組み合わせるというもの。この場合も、値動きの異なる投資信託を組み合わせることが大切です。

たとえば、3万円分の投資資金があった場合、「国内株式」に投資する「Aファンド」を1万5,000円(50%)分、「海外債券」に投資する「Bファンド」を9,000円(30%)分、「国内不動産」を詰め合わせた「Cファンド」を6,000円(20%)分……というようにです。

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執筆者
篠田 尚子
  • 篠田 尚子
  • 楽天証券経済研究所
  • ファンドアナリスト

慶應義塾大学法学部卒業後、国内銀行にて個人向け資産運用相談業務を経験。2006年よりロイター・ジャパン(現リフィニティブ・ジャパン)傘下の投信評価機関リッパーにて投資信託のデータ分析、評価、市場調査を担当した後、2013年11月楽天証券経済研究所入所。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。