私は会社員時代に、資格を活かして転職活動を行おうと思い、100社以上の企業に履歴書を提出したことがありますが、その時は内定がもらえませんでした。当時は資格を持っているのに転職先が見つからない理由が分かりませんでしたが、時が経つにつれて、資格だけでは転職に成功しない理由が見えてきました。

そこで今回は資格を持っているだけでは、転職ができない理由を中心に紹介します。

資格だけでは内定をもらえない3つの理由

はじめに、資格の保有だけでは内定をもらえない3つの理由を見てみましょう。

職務経験がない

資格を持っていても、職務経験がない状態では内定を獲得することは難しいかもしれません。企業の中には、資格を持っていても未経験者を採用しない場合があるからです。業務の中には、資格を持っているだけでは戦力として役に立てないこともあります。

なかには、特定の資格を保有している人を優遇する旨が載っている求人票も存在します。しかし、資格を持っている人が100%通る保証はないので、ご注意ください。

同じ資格を持っている人の応募者数が多い

仮に特定の資格を持っている人が内定を得やすい状況だとしても、同じ資格を持っている人の応募が大量にあった場合、人事担当者は資格以外の面で内定者を決めます。

つまり資格を保有しているだけでは、内定はもらえないということです。企業や業種によっては、応募者の大半が有資格者の場合もあるため気を付けましょう。

若い人材を採用したい

資格を有無かかわらず、とにかく若い人材を採用したいと思っている企業もあります。このパターンの企業に応募をした場合も、有資格者というだけで内定を得るのは難しいです。

公には年齢制限を設けていないものの、一定の年齢を超えている人に対しては、内定を出さない企業もあります。

転職活動を成功させるには、それまでの職歴が大事!

正社員の求人を探す時に大事なのは職歴です。

前職が財務課の課長だった場合は、財務や経理のマネージャー・管理職の求人。営業職の場合は、営業職や接客の求人というように、過去の業務で得た知識を活かせることをアピールできれば、採用者に良い印象を持ってもらえるかもしれません。なお、職務経歴書を作成する時は、だれが読んでも理解できるように、書くことも心掛けましょう。

どうしても未経験の職種で正社員に就きたい場合はどうしたらいい?