2. 高齢者世帯で「生活が苦しい」はどれくらい?
物価高が続くなか、実際に家計をどう感じているのでしょうか。厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」によると、生活意識が「苦しい」(「大変苦しい」と「やや苦しい」の合計)と答えた割合は次のとおりです。
- 全世帯:58.9%(大変苦しい28.0%+やや苦しい30.9%)
- 高齢者世帯:55.8%
- 児童のいる世帯:64.3%
高齢者世帯(65歳以上の人のみで構成される世帯)では、55.8%が生活を「苦しい」と感じています。全世帯の58.9%よりはやや低いものの、半数を超える水準です。全世帯でみると、生活が「苦しい」と感じる割合は2023年の59.6%から2024年は58.9%とほぼ横ばいで、高い状態が続いています。
数字を不安に受け止めすぎる必要はありませんが、多くの世帯が家計に余裕を感じにくい状況であることはうかがえます。だからこそ、自分の家計を客観的に把握しておくことが大切です。