旦那の実家に行ったとき、「しつけが悪い」とか、なんだかんだと口をはさんでくるジイジやバアバ、いませんか?女の子だと「あぐらをかいた」とか「靴を揃えない」とか一挙手一投足にケチをつけるジイジやバアバいませんか?

特に義父義母の前ではどうしても「いいお母さん」になろうと頑張りがちです。そのためついきつい口調で子供に注意してしまうことも…。

ジイジやバアバは、子供(孫)の前ではいい顔をするので、子供たちは懐きます。一方、親は悪いことは「悪い」といわなきゃならない、憎まれ役もやらなくてはならず、本当に悔しいと思いをします。子供の前でいろいろ口を出された挙句、甘やかされて、お母さんの立場がなくなります。でも、大丈夫です。子供たちはちゃんと見ています。子供たちを愛している親に必ず気が付いて味方してくれる日が来ます。筆者はいつもバアバに子供達の前で罵られ、本当に苦しかったのですが、高中小に成長した子供たちは「誰の判断がまっとうなのか?」ちゃんとわかってくれています。そんな日が来ることを考えて、基本スルー、「ここは譲れない」というところは冷静にきちんと伝えましょう。

甘い顔をすることがジイジやバアバの特権です。いつか自分も子供が生んだ子(自分からすると孫)を甘やかしてやる(笑)と思って、責任のないジイジやバアバの無責任な行動や発言は基本スルーしましょう。

口を出しても手を出さない「外野」は、放置。親は自信もってOK

ジイジやバアバをはじめとした「外野」が責任を持つのかというと、全然そんなことはありません。責任を持っているのは親なのです。その親のコンディションが良いことが子供にとっても有益なのです。なので、あまりにも自己犠牲が過ぎると、そのとばっちりは子どもたちに行ってしまいます。子供を優先するあまり「自分の服なんてどうでもいいや」と思ってしまいがちですが、我慢しすぎないことも親子の精神衛生上大事です。

筆者も、いろいろな人(特に義母)にいろいろ言われました。でも大丈夫です、子供たちは大人たちを観察しています。どちらの方が正しいかわかってくれる日が本当にきますし、楽しそうにしている親の方が子供たちも朗らかなのは間違いないです。

堀田 馨