株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、一時+268円高も上値は重い展開

2019年8月27日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,456円(+195円、+1.0%) 反発
  • TOPIX 1,489.6(+11.6、+0.8%) 反発
  • 東証マザーズ株価指数 852.6(▲12.0、▲1.4%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,480、値下がり銘柄数:556、変わらず:114
  • 値上がり業種数:31、値下がり業種数:2
  • 年初来高値更新銘柄数:37、年初来安値更新銘柄数:79

東証1部の出来高は10億4,296万株、売買代金は1兆7,695億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米中貿易摩擦問題に進展の兆しが見られたものの、警戒心は解けずに様子見スタンスが強まりました。売買代金は10日連続で2兆円を下る厳しい薄商いが続いています。

そのような中、米国株の反発などを好感して、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、前場の半ばに一時+268円高まで上昇した後は上値が重く、後場はジリジリと上げ幅を縮小しました。それでも、最後は+200円高に迫る反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となりましたが、上昇率は日経平均株価をやや下回りました。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は15日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,205万株、売買代金709億円となり、いずれも前日より小幅増加となりました。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は15日連続で1,000億円を下回っています。

また、前日に続いて一部投げ売りが出たと見られ、株価指数は続落となりました。依然として900ポイント回復は遠いようであり、今後の展開は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

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