個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅反発となり、KDDI(9433)、ダイキン工業(6367)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)など指数寄与度の高い大型株も反発しました。
また、自動車株も総じて買い戻され、SUBARU(7270)は一時+6%超高の急騰となって年初来高値更新し、スズキ(7269)も大幅高となっています。
さらに、ハイテク株ではシャープ(6753)、カシオ計算機(6952)、ルネサスエレクトロニクス(6723)などが急反発しました。
その他では、医薬品株も概ね反発する中で、参天製薬(4536)が年初来高値更新となったのが目を引きました。
一方、一連のリクナビ問題が泥沼化しつつあるリクルートホールディングス(6098)が大きく値を下げました。また、参加の携帯通信子会社が行政指導を受けた楽天(4755)が売られ、これで5日続落となっています。
その他では、三菱地所(8802)や住友不動産(8830)など不動産株が総じて値を下げたのが目立ちました。
新興市場(東証マザーズ)では、前日に急騰したアンジェス(4563)がストップ安まで暴落し、その余波を受ける形で窪田製薬ホールディングス(4596)、ブライトパス・バイオ(4594)、そーせいグループ(4565)など他の医療バイオ株も大きく値を下げました。
一方、手間いらず(2477)が急騰して再び年初来高値を更新しています。
葛西 裕一