株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、イベント控えて模様眺めムード強める

2019年8月23日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,710円(+82円、+0.4%) 続伸
  • TOPIX 1,502.2(+4.1、+0.3%) 続伸
  • 東証マザーズ株価指数 879.5(+3.2、+0.4%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,104、値下がり銘柄数:933、変わらず:113
  • 値上がり業種数:25、値下がり業種数:8
  • 年初来高値更新銘柄数:30、年初来安値更新銘柄数:89

東証1部の出来高は9億710万株、売買代金は1兆5,627億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。週末に米国で開催される世界中央銀行総裁シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控え、模様眺めムードが続きました。売買代金は8日連続の2兆円割れで、再び1兆5,000億円台に低下しています。

そのような中、日経平均株価はほぼ終日プラス圏で推移しました。寄り付き直後に一時▲49円安となりましたが、すぐにプラス圏へ浮上し、大引け直前には一時+91円高の場面が見られました。最後はやや伸び悩んだものの、終値では8月5日以来となる20,700円台回復の続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続伸となり、終値で1,500ポイントを回復しました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は13日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,674万株、売買代金692億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は13日連続で1,000億円を下回っています。

なお、株価指数は堅調に推移して反発となりました。ただ、依然として900ポイント回復は遠いようであり、今後の展開は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

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