子供との時間をたくさん持てるようにと駄菓子屋を始めたねこねこむさん。ただ今、小学校3年生と幼稚園年少児の娘さん達が夏休み真っ盛り。暇と体力を持て余した子どものお世話と、繁忙期の駄菓子屋の仕事の両立で、毎日目の回るような忙しさです。

そんなある日、そんな様子を見かねた休暇中の夫が「明日、子どもたちを連れてちょっとお出かけするから、たまにはゆっくりしなよ。」と申し出てくれます。夫の気遣いに、思わず涙が出そうになるくらい感激する、ねこねこむさん。「では、明日9時出発ね。」という夫の言葉に、ウキウキな気分で翌朝を迎えます。

翌日8時30分。リビングには寝ぼけ眼でぼーっとテレビを見ている娘たちの姿!その後ろから、明らかに今起きたばかりの夫が、「おはよー。」といいながら、眠い目をこすりつつ登場。ええっ?9時にでるんじゃなかったのっ????

ねこねこむさんは、バタバタと3人の朝食を用意し、早々に食べ終わった子どもたちの身支度を整えます。しかし、そんな彼女をよそに、9時に出ると宣言したはずの夫は、のんびりと朝食タイム。そして、食べ終わったのが9時!当然、夫の身支度はそこからスタート…。

ならば夫が着替えている間にと、休みなく、お茶やハンカチなどのお出かけグッズを用意しますが、かろうじてお出かけ準備が整ったのは、自分である程度のことができる長女だけ。次女は「おもちゃ持ってく~。」と、おもちゃ箱をひっくり返し、夫に至っては、今の状況を分かっているのかいないのか「ねー、俺のシャツ知らない?」と、まだパジャマのままでうろうろ…。思わずイラっときて、「知らん!」と言い放ってしまいます。その時点で、予定を20分オーバー。

9時30分。ようやく夫が身支度を整え、車をだすだけの状態になりますが、今度は次女がもよおした様子。大急ぎでトイレに連れていきます。そして5分後。ようやく3人が出かけてやれやれ一息…。しかし、あたりを見渡すと、お出かけ準備のバタバタで、リビングは散らかり放題。ねこねこむさんは、「とりあえず、部屋を片付けよう。」と、掃除機をかけはじめます。

そして10時、休む間もなく駄菓子屋さんを開店。「でも、今日はゆっくり仕事ができるぞー!」と意気込んだその瞬間、夫からのLineメッセージが入ります。「お昼おうちで食べたいって!」。...はぁ⁈

そしてお昼。「ただいまー。ゆっくりできた?」と、夫が帰宅。「おなかすいたー。」と、夫のあとについて、家に入ってくる娘たち…。「あー疲れた。ちょっと横になるねー。」と充実感たっぷりの表情で、ごろりと横になる夫に、「ありがとう。」といいながら、ちょっと釈然としない気分になるねこねこむさんなのでした。

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!

お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。

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