2人とも証券会社で働くCさん夫婦は、お互いに共働きであることに満足していると言います。その最大の理由はズバリお金が貯まるペースが速いから。ダブルインカムであるうえに、2人とも比較的お給料水準の高い証券会社で働いているということもあって、かなり家計には余裕があるのだそう。
そのおかげで将来に向けた貯蓄ができるし、子どもに「お金がないから、コレはダメ」と習い事や進路を狭めなくていいということが、Cさんにとっては大きな価値なのだと言います。
「専業主婦(夫)の家庭もいいと思うけど、結局稼いでいる方に何かあったら大変」とCさんは言います。確かに、専業主婦(夫)家庭の場合はお給料を稼いでくる人に何かあったときに大変ですよね。また、「自分が親に『ウチはお金がないの』と言われていろんなことを我慢したことがあったから、そうはなりたくない」というCさんの強い思いがありました。
やりたいことをやっているからイキイキしていること
こちらもCさんからのコメントですが、お互い、やりたいことを仕事にしているために毎日が刺激的でイキイキと生活できるのだと言います。「妻も毎日楽しそうで、お互い話題が尽きない。仕事の話も『わかる、わかる』って頷きながら訊くこともできるし、悩んだことがあったら相談もできる」と話してくれました。
確かにお互いに仕事をしていて、仕事を楽しんでいると毎日にハリが出てきますよね。家の中にこもって子どもの世話をするのが好きな人もいますが、外に出て色んな人とコミュニケーションを取りながら仕事をするのが好きな人もいます。人それぞれでどちらがいい、悪いという話では当然なく、自分の性格に合った生き方ができればいいですよね。
まとめ
共働きと専業主婦(夫)、どちらがいいという話ではなく、大切なのは自分たち家族に合った暮らし方を選ぶこと。そうでないとフラストレーションがたまり、夫婦の関係だけでなく子どもにも影響が及んでしまいます。ストレスの少ない生き方ができるよう、お互いの不満や希望をオープンに話し合えるようになるといいですね。
大塚 ちえ