2026年の上半期が終わりを告げるこの時期、家計や貯蓄を見直す方も多いのではないでしょうか。
将来への備えとして近年注目されているのが「新NISA」です。耳にしたことはあっても、仕組みが難しそうに思えたり、「今から始めても遅いのかも…」とためらってしまう方も少なくないはずです。
運用益が非課税となる新NISAは、長期の資産づくりにおいて非常に強力なツールとなります。一方で、制度の仕組みや実際の効果を正しく把握しておかなければ、最大限に活用することはできません。
さらに、将来的な資産額は、毎月の積立金額や利回り、運用期間の設定によって千差万別です。
この記事では、新NISAの基本的なメリットをおさらいしながら、「50歳から毎月5万円」を積み立てた場合のリアルなシミュレーションを解説します。
※本記事で行うシミュレーションにおいて、累計の投資総額がNISAの生涯非課税保有限度額(総枠1,800万円)を超える場合、その超過分については課税対象(課税口座での運用)となります。
※投資信託は元本割れのリスクがあります。また運用成果は後にならなければわからないのであらかじめご留意ください。
1. 知ることから一歩ずつ。新NISAのメリットをおさらい
国が個人の資産形成を後押しする目的で2014年に始まったNISA(少額投資非課税制度)。2024年に大幅改正し「新NISA」としてスタートしました。
最大の魅力はなんといっても、投資から得られる利益が非課税となることです。
本来であれば、運用で得た配当金や売却益に対して約20%の税金が引かれますが、NISAを利用することでその税金が免除され、利益を手元に残すことができます。
ただし、投資できる金額や対象商品には一定のルールがあります。あらかじめ制度の内容を理解しておくことが重要です。
