6月も半ばを過ぎ、梅雨空の合間に覗く日差しに夏の足音を感じる季節になりました。そんな今の時期から、ベランダや庭をパッと明るく彩ってくれる人気の花が「ゼラニウム」です。
鮮やかな花色と育てやすさが魅力で、ガーデニング初心者からベテランまで幅広く愛されていますが、実は単体で楽しむだけでは少しもったいない存在でもあります。
この記事では、ゼラニウムの魅力をさらに引き出す「寄せ植えパートナ―」と、失敗しにくい組み合わせのポイントをご紹介します。
1. 夏ガーデンの主役「ゼラニウム」の育て方
ゼラニウム1/9
ncristian/istockphoto.com
ゼラニウムを美しく育てるためには、まず性質を理解することがたいせつです。
- 日当たりを好む(半日以上の直射日光が理想)
- 乾燥気味の環境を好む
- 過湿に弱く、風通しが重要
水やりは「土の表面が乾いてから、鉢底から流れるまでしっかり」が基本です。
この性質に合う植物を選ぶことで、管理がしやすく、長く美しい寄せ植えを維持できます。
2. ゼラニウムと相性の良い多年草3選
それでは、ゼラニウムを引き立てるおすすめの植物を見ていきましょう。
2.1 ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト|繊細な白で全体をやわらかくまとめる
ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト2/9
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パッと目を引くゼラニウムの花色を、まるで霧のような白い小花(実は葉が変化した「苞(ほう)」と呼ばれる部分です)が優しく引き立ててくれます。
非常に乾燥に強いため、ゼラニウムと水やりのタイミングがぴったり。寄せ植え全体の質感をふんわりと柔らかくし、一段と上品な表情に変えてくれる名脇役です。
※参考価格:500円前後(3号ポット苗)
2.2 ブルーファンフラワー(スカエボラ)|青の彩りで奥行きをつくる
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こちらは、初夏の寄せ植えにお勧めしたい特別な一品。扇を広げたようなユニークな形の花を咲かせます。上に伸びるゼラニウムに対し、こちらは横へ、下へと這うように広がります。
補色に近い「青」や「紫」を取り入れることで、寄せ植え全体に奥行きと涼やかさが生まれます。夏の暑さに強いですが、真夏の強烈な西日は避けるなど、置き場所には少し配慮してあげましょう。
※参考価格:500円前後(3号ポット苗)
2.3 シロタエギク|シルバーリーフで全体を上品に引き締める
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銀白色の葉が特徴で、色の強いゼラニウムの花色を落ち着かせる“調整役”として優秀です。
葉の形や質感にコントラストが生まれ、寄せ植え全体に立体感が出ます。
乾燥気味を好み、ゼラニウムと同じ管理ができるため初心者にも扱いやすい組み合わせです。
※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
アイビーゼラニウム5/9
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寄せ植えは、似た環境を好む植物同士を組み合わせてあげることで、一株では見られなかった新しい景色が生まれます。
これから梅雨や夏を迎えますが、終わった花(花がら)や黄色くなった葉をこまめに摘み取ってあげると、風通しが良くなり、病気を防いで夏越しがしやすくなります。
適切な時期に少し切り戻しを行えば、株がリフレッシュして、秋まで長く美しい花を楽しめるようになりますよ。
今回ご紹介したパートナーたちを参考に、あなただけの「初夏を彩る特別なひと鉢」をぜひ仕立てて、日当たりの良いお気に入りの場所に飾ってみてくださいね。
※この記事は再編集記事です。
参考資料
5. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧
さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。
植木鉢の号数とサイズ6/9
出所:LIMO編集部作成
植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。
- 3号鉢…直径9㎝
- 3.5号鉢…直径10.5㎝
- 4号鉢…直径12㎝
- 5号鉢…直径15㎝
- 6号鉢…直径18㎝
これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。
植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。
植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1、2号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。
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LIMOガーデニング部