2. 手取りから何割を貯蓄・投資に回している?
同じ調査には、年間の手取り収入から金融資産(預貯金・株式・投資信託など)へどれくらいの割合を振り分けたか、というデータもあります。これは「金融資産を保有している世帯」が対象で、保有していない世帯は含まれません。貯蓄ゼロ世帯を含む先ほどの平均・中央値とは母数が異なる点に注意したいところです。
- 30歳代:振り分けた世帯50.2%/平均振り分け率40%
- 40歳代:振り分けた世帯46.0%/平均振り分け率37%
- 50歳代:振り分けた世帯41.9%/平均振り分け率34%
- 60歳代:振り分けた世帯33.0%/平均振り分け率30%
※平均振り分け率は、金融資産に振り分けた世帯における平均値です。
金融資産に振り分けた世帯の割合は、30歳代が50.2%と半数を超え、年代が上がるにつれて60歳代の33.0%まで下がっています。
一方で、振り分けた世帯における平均振り分け率をみると、いずれの年代も手取りの3〜4割程度となっています。
なお「全く振り分けなかった」世帯も各年代で半数前後あり、中には住宅ローンや教育費などの支出が重なり、振り分けに回せなかったという方もいるでしょう。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)