5. 自分の「将来の年金見込み額」はどう確認する?

厚生年金の受給状況を見ると、自身の将来の年金額が気になる人も多いでしょう。

まず確認したいのが、毎年誕生月に送付される「ねんきん定期便」です。

加入履歴や保険料の納付状況に加え、一定条件に基づく年金見込み額も確認できます。

とくに50歳以上には、将来受給できる年金額の目安が記載されています。

さらに詳しく確認したい場合は、「ねんきんネット」を利用する方法があります。

スマートフォンやパソコンから年金記録を確認できるほか、今後の年収や就業期間などの条件を変更しながら受給見込み額を試算することも可能です。

なお、働き方が将来の年金額に影響する中、自身の受給見込み額を早めに把握しておくことが大切です。

6. 将来の年金額を知り、制度改正にも目を向けよう

本記事では、公的年金の基本構造や2026年度の改定内容、受給実態、そして年金制度改正のポイントについて解説しました。

厚生年金受給者全体の平均月額は15万円台である一方、月15万円以上を受給している人は全体の半数程度にとどまっています。

そのため、モデル年金額だけで将来を判断するのではなく、自分自身の加入状況に基づいた見込み額を把握することが重要です。

将来の年金額は働き方とも深く関わるため、制度改正の動向にも関心を持ちながら備えていくことが大切でしょう。

参考資料

筒井 亮鳳