梅雨空が続くこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

スーパーでの買い物など、日々の暮らしの中で物価の上昇を肌で感じる機会が増えましたね。

特に、公的年金で生活をされている方にとっては、少しでも暮らしの足しになる情報が気になる時期かと思います。

実は、年金の収入や所得が一定基準額以下の方を対象に、年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」という制度があるのをご存知でしょうか。

この記事では、どのような方が対象になるのか、いくらくらい受け取れるのか、そしてどうすれば申請できるのか、といった年金生活者支援給付金の基本をわかりやすく解説します。

ご自身が対象になるか確認するきっかけにしていただければ幸いです。

齊藤 慧
本記事は、編集部が厚生労働省や日本年金機構などが公表する公式資料を確認の上、執筆・検証しています。

1. 「年金生活者支援給付金」とは?公的年金に上乗せされる制度の基本

年金受給者の生活を支えることを目的に、2019年に年金生活者支援給付金制度が創設されました。

受給要件を満たした対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて年金生活者支援給付金が振り込まれます。

年金生活者支援給付金には3種類があり、受給する基礎年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」にわかれます。

それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となるということです。