実家はくつろげるイメージですが、結婚して家を離れると帰省するのは大変です。お金と時間をかけて帰ったのにモヤモヤを感じた人も。

・私の母は今話題の「物を捨てられない」タイプ。一緒に片付けようか?と聞いても「全部使うから捨てないで!」と怒りだす始末。今後さらに歳をとっていくのに本当に心配です。

・新幹線の距離にある実家に帰省するのはお盆と年末年始の2回です。「GWは何連休あるの?孫たちに会いたいから帰って来て」と催促。帰りたい気持ちはありますが、経済的な負担が大きいです。

・夫がいる目の前で「今年は○○会社(夫が所属する会社)の業績が下がったとテレビでやっていた」と父親が無神経な一言。父親は元サラリーマンで夫と語り合いたいのは分かるのですが、そんな質問は控えてほしいです。

夫と両親に気を遣って両方を立てなければならず、気が休まる暇もありません。この他にも現在の貯金額などお金について詮索されるケースも多いようです。

イラっとする余計な一言にはこれが効く

帰省で険悪にならないためには事前対策も必要です。

長期間滞在することから、家族分の食費を前払いしたり買い物代を負担したりすれば、「こちらもお金を出している」と毅然とした態度を取れますし、悪い印象を与えずに済むかもしれません。

ビールや高級なお肉をお中元やお歳暮として先に贈っておけば、義理や見た目だけのお土産よりもお互いにとってメリットになることも。

また、「いい嫁」を演じすぎるのはNG。残念なことを言われても反論しようとやっきにならず「そうなの、へぇ~」と聞き流すこともポイント。普段からなるべく本音を言える関係を築いておくことも大切です。

父子帰省も選択肢に入れてみる

帰省は、親子関係や義実家との関係を良好に保つ効果があります。一方、「嫌味を言われてつらい」「努力しても関係が改善しそうにない」という場合は、無理に帰省する必要はないのかもしれません。夫の理解があれば、「父子帰省」をしてもらうのも1つの選択でしょう。

共働きが増えている昨今、夫婦の休みが合わないこともあります。「母子帰省」「父子帰省」を選択肢に入れてみるのも良いでしょう。

LIMO編集部