梅雨のすっきりしない天気が続くと、庭仕事なかなか進まず滞ってしまいますよね。そんなときは、本格的な夏が来る前に庭やベランダに迎える〈涼しげな花〉をチェックして、夏ガーデンの準備を進めてみませんか?

今回は、庭や玄関先、ベランダなどに、1鉢でふんわりと清涼感をプラスしてくれる、ホワイトカラーが美しい〈夏の厳しい暑さに強い花〉をご紹介します。

見ているだけで涼しくなるような白い花たちをさっそくみていきましょう。

1. 梅雨のうちに準備したい!夏の玄関先やベランダに清涼感をプラスする白い花

写真の「キャンディスパークル」など、庭や玄関先などに清涼感をプラスしてくれる、おすすめの3品種をご紹介します。

  • サンク・エール
  • サンパラソル
  • キャンディスパークル

※本記事の情報は執筆時点(2026年6月10日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。

2. 羽を広げたような涼しげな花!夏も休まず咲き続けます

2.1 サンク・エール

夏の暑さに負けず、秋まで長く花を楽しめる「サンク・エール」。まるで5つの羽や翼を広げるように、花びらが片側に広がるユニークな形をしているのが特徴です。

摘心や切り戻しなどの手間がかからず、自然とまとまりのよい草姿になるため、ガーデニング初心者にもおすすめです。やさしいグリーンカラーと相まって、爽快で涼しげな雰囲気をプラスしてくれますよ。

カラーバリエーションはホワイトのほかにも、ディープブルー、ピンク、ブルーグラデーションもあります。丸鉢に1カラーだけを植えてふんわりと咲かせたり、シルバーリーフと一緒に寄せ植えしたりしても素敵ですね。

2.2 【サンク・エール】基本情報まとめ

  • 開花期:5月~11月
  • カラーなどの種類:ホワイト、ディープブルー、ピンク、ブルーグラデーション
  • 株幅:40~60cm
  • 草丈:約25~30cm
  • 置き場所:半日以上直射日光の当たる屋外で
  • 水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと(水切れに注意)
  • 耐寒温度:約0℃
  • 販売時期:5月上旬~6月下旬
  • 参考価格:600円〜700円前後(1苗あたり)※販売店や苗のサイズにより異なります(LIMOガーデニング部調べ)

3. 鮮やかな星型の花が可愛い。つるが伸びにくく育てやすいのも魅力です

3.1 サンパラソル

支柱なしでもコンパクトにまとまるうえ、夏の強い日差しのもとでも元気に育つ「サンパラソル」。

つるが伸びにくいタイプで、植え付け後すぐに花を楽しめるのがポイント。中輪の花を次々と咲かせてくれますよ。

カラーバリエーションは今回ご紹介した夏には爽やかな白さが際立つ「クリアホワイト」のほかにも、クリムゾン、ルージュ、ミルキーピンク、スカーレットという豊富な5色のラインナップ。

明るいホワイトカラーで、庭やベランダ、玄関先に置くだけで、空間にパッと明るさを添えて、清涼感のある雰囲気をつくってくれそうですね。

3.2 【サンパラソル】基本情報まとめ

  • 開花期:5月~10月
  • カラーなどの種類:クリアホワイト、クリムゾン、ルージュ、ミルキーピンク、スカーレット
  • つるの長さ:1.5m前後
  • 置き場所:半日以上直射日光の当たる屋外で
  • 水やり:土が乾いたらたっぷりと(乾燥気味に)
  • 耐寒温度:約5℃
  • 販売時期:4月上旬~6月下旬
  • 参考価格:600円〜900円前後(1苗あたり)※販売店や苗のサイズにより異なります(LIMOガーデニング部調べ)

4. まるで小さな花火!八重咲きで雨や暑さにも強い花

4.1 キャンディスパークル

「キャンディスパークル」は、八重咲きで極小輪の可愛らしい花をたくさん咲かせます。

八重咲きの花が咲き誇る姿は、まるで小さな花火のようで、見ているだけで楽しい気分になれそう。真夏の厳しい暑さや雨にも非常に強く、花がら摘みも不要なので、手間をかけずに美しい状態を長く保てるのが魅力です。

カラーバリエーションは、白にほんのりピンクが乗る「パールホワイト」のほかに、ローズピンクもあります。

咲き始めの方がピンクが濃く発色するため、株全体で美しいグラデーションを楽しめますよ。

4.2 【キャンディスパークル】基本情報まとめ

  • 開花期:5月~10月
  • カラーなどの種類:パールホワイト、ローズピンク
  • 株幅:40~50cm
  • 草丈:25~30cm
  • 置き場所:半日以上直射日光の当たる屋外で
  • 水やり:土が乾いたらたっぷりと(乾燥気味に)
  • 耐寒温度:約5℃
  • 販売時期:5月上旬~6月下旬
  • 参考価格:700円〜900円前後(1苗あたり)※販売店や苗のサイズにより異なります(LIMOガーデニング部調べ)

5. 3苗そろえても、1苗でも美しい。ホワイトカラーの花々で涼やかな空間に

今回は、梅雨の間に準備しておきたい、夏の厳しい暑さの中でも元気に咲き誇る清涼感たっぷりの〈白い花〉を3つご紹介しました。

1種類の花だけを厳選してシンプルに飾ったり、違う種類の白い花を複数並べる「寄せ鉢」にしてボリュームを出したりと、いろいろな楽しみ方ができそうな花々ですね。

気になる花に出会えた方は、園芸店やホームセンターをチェックしてみてはいかがでしょうか。これからのガーデニングシーズンをさらに楽しく過ごしてくださいね。

6. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/5

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

最後に「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

参考資料