6月になり、雨が降る日が増えてきました。
日々の暮らしや将来の家計について考える時間が増える方もいらっしゃるかもしれません。
特にシニア世代の方々にとって、老後の生活設計は重要な関心事のひとつです。
「老齢年金だけで生活していけるだろうか」という不安を抱えている方も少なくないでしょう。
実は、老齢年金の他にも受け取れる公的な給付金が複数存在しますが、その多くは自分から申請しなければ受け取れない仕組みになっています。
物価の上昇が続くなか、これらの制度を知っているかどうかで、家計の状況は大きく変わる可能性があります。
この記事では、シニア世代が対象となる公的給付制度を整理し、それぞれの条件や活用法について詳しく解説します。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. 申請が必要なシニア向け公的給付金の種類と注意点
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの生活を支える大切なセーフティーネットとして機能しています。
しかし、老齢年金なども原則として請求手続きに基づいて支給されるため、受け取るには「年金請求書」を提出し、定められた手続きを踏む必要があります。
また、国や地方自治体が提供するさまざまな手当、給付金、補助金についても、その多くが申請を前提としています。
申請の期限を過ぎてしまったり、必要な書類が揃っていなかったりすると、本来受け取れるはずだった金額が減額されたり、支給の対象から外れてしまったりすることもあります。
これらの公的支援を有効に活用するためには、自身がどの制度の対象になるのかを正確に把握し、求められる手続きを確実に行うことが重要です。
著者
LIMO編集部社会保障解説班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2026年6月16日)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事した。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。(2024年8月22日更新)