3. 翌年もたくさん咲かせる《基本の剪定方法》

3/11

アジサイを剪定している人の手

La Huertina De Toni/shutterstock.com

3.1 来年の花芽を残す「弱剪定」

花後の7月中旬~下旬までに、咲き終わった花の2節芽ほど下で切ります。よく見ると、葉の付け根に翌年の花芽が確認できるので、その芽の約1〜2センチ上で剪定しましょう。

3.2 株を若返らせる「間引き剪定」

何年も花を咲かせて古くなり、木質化して茶色くなった太い枝を、根元近くから大胆に切り落とします。目安として、株全体の3分の1程度の古い枝を間引きましょう。

古い枝を整理することで、株元への日当たりや風通しがよくなり、養分が若い枝へ行き渡って花付きがよくなります。

3.3 風通しをよくする「細枝や不要枝の剪定」

アジサイは葉が大きく茂るため、内側が過湿になると病気や害虫の原因になります。株の内側に向かって伸びている細い枝や、細くて花が咲かなかった枝、混み合っている枝を根元から切り取りましょう。

不要な枝を梅雨明けまでにすっきりと整理しておくことで、残した枝に栄養がしっかりと行き渡り、翌年に大きく充実した花芽をたくさんつけます。

4. 大きくなりすぎた株を小さくしたい《バッサリ切る剪定の仕方》

4/11

大きなアジサイの株を、根元からカットしている男性

M.Baturitskii/shutterstock.com

4.1 翌年の開花をあきらめる強剪定

巨大化したアジサイをコンパクトにまとめたい場合は、地面から2〜3節程度を残して強剪定しましょう。通常の剪定よりも少し大胆に剪定すると、翌年の樹高を低く抑えられます。

ただし、アジサイは深く切りすぎると、翌年に花が咲かない枝が出てくることも。そのため、「今年は株を小さく仕立て直す年」と割り切って、1〜2年かけて花を復活させるとよいでしょう。

4.2 翌年の開花も楽しむための剪定

一気に全体を小さくして、花がまったく咲かない状態を避けたい場合は、株の半分の枝だけを深く切り、残り半分は通常の剪定にとどめる方法がおすすめです。

翌年は残りの半分を強剪定。これなら、毎年一部の花を楽しみつつ、数年かけて株全体を小さく若返らせることができます。