自らの意志で叱らないママもいれば、叱りたくても叱れないママもいることが分かりました。さまざまな事情で子どもを叱れないとなると、周囲はどう対応すべきなのでしょうか。ママたちが実際にしている対応を聞いてみました。

・「うちの家で遊ぶときは、わが家のルールを伝えています。優しく伝えると、すんなりと従ってくれました」

・「軽く注意しただけなのに、『うちの子を叱ったそうね』とトラブルになった経験が…。それ以来、厄介そうな母親の子には注意しないよう心がけています」

・「親のタイプに関わらず、どんなときでも他人の子は叱りません。自分以外の子を叱るのは、その家庭の育児を否定しているみたいですから」

よその子を叱るうえで大切なのは、「親同士のトラブルにならないようにすること」です。言い方には十分配慮する、相手の親の性格を考慮するなど、その状況に応じて判断しましょう。トラブルの可能性をなくしたいなら、いっそのこと叱らないと決めておくのも1つの方法です。

まとめ

同じ「子どもを叱らない」という状況でも、その母親の考えはさまざま。もしかすると、叱るに叱れない事情があるのかもしれません。「叱らないなんて育児放棄だ」「子どものことを考えていないんだ」と決めつけるのは避けたほうがいいでしょう。

とはいえ、子どもの言動が周囲に迷惑をかけているのは問題です。相手の親とトラブルにならないよう注意しながら、その場の状況に適した対応をとるように意識しておきましょう。

LIMO編集部