4. 配当方針と配当性向の意味を正しく理解する正しく理解する
NTTは、継続的な増配を基本的な考え方とし、自己株式取得も機動的に実施する方針を示しています。
配当性向とは、「当期純利益のうち、どれだけの割合を配当として株主に還元しているか」を示す指標です。計算式は「1株あたり配当÷1株あたり純利益×100」です。
一般的に、配当性向の健全な目安は30〜50%程度とされています。この水準を下回ると株主還元が不十分と見られやすく、逆に60〜70%を超えると利益以上の無理な配当リスクや、再投資余力の低下が懸念されます。NTTの40〜50%は国際的にも適正範囲内であり、財務バランスの取れた水準といえます。
継続的な増配を基本方針としている点は、長期保有者にとって確認したい材料の一つです。ただし、将来の配当が保証されているわけではないため、業績や資金繰りの変化も継続的に確認しましょう。
