3. 都道府県別の認知件数は上位5県で全体の55.4%
都道府県別で自動車盗難の認知件数をみてみると、地域によって大きく差があることが分かります。
認知件数(令和7年)が特に多いのは以下の地域です。
- 愛知県:1051件
- 埼玉県:756件
- 神奈川県:649件
- 茨城県:540件
- 千葉県:539件
上位5県の認知件数は全体の55.4%を占めており、群を抜いています。
組織的な盗難の場合、盗難車はヤード(自動車解体場)などでバラバラに解体され、海外に不正輸出されるケースが多いです。そのため、ヤードや国際貿易港に近いなどの条件が揃っている地域で被害が集中する傾向があるようです。
東京(164件)が上位でないのは意外ですが、これは防犯カメラ・警察の監視網が密であることや盗んだ自動車を解体する土地が限られているためです。また、マンションの割合が高いため、駐車場のセキュリティレベルが高いことも理由に挙げられます。
ちなみに認知件数が少ないのは以下の地域です。
- 秋田県:3件
- 鳥取県:5件
- 島根県:5件
- 徳島県:5件
- 佐賀県:5件
佐賀県は令和6年は20件でしたが、過去の事件を含めて集中的に検挙が進んだことで、被害を抑えることができています。
