子どもが家にいると何かと食費もかかるもの。夏休みは食費が増えがちです。子どもにとっては嬉しい夏休みですが、大人にとっては約1ヶ月朝昼晩と食事を準備しなければならずかなり大変ですよね。暑いと疲れやすくなり、「もう今日は外食でいっか!」「今日はバタバタしていたから市販のお弁当を買ってこよう」なんてあるあるです。

このようなうっかり出費が少しずつ積もっていって、夏休みの食費が驚くほどオーバーしてしまうことも。夏はレジャー費もかかるのでなるべく出費は抑えたいのが本音ではないでしょうか。この記事では夏休みでも食費を節約するコツを詳しく解説します。

1.応用できる食品を常備しておく

夏休みの食費節約の基本はアレンジできる食品を常備しておくこと。では具体的にはどんな食材が夏休みに使いやすいのかお伝えします。

冷凍うどんを活用する

冷凍うどんはアレンジがしやすいためランチのバリエーションが広がります。ぶっかけうどん、ナポリタン風うどん、中華あんかけうどんなどアイディア次第でいろいろ楽しめますね。

また調理にも手間がかからず、どんぶり鉢にどん!と入れて出せばいいので洗い物も少なくて済みます。冷凍うどんは安い時に買いだめをしておくといいですよ。

おやつはゼラチン・バナナ・ホットケーキミックスを活用する

子どものおやつはゼラチン・バナナ・ホットケーキミックスが大活躍。暑い夏はゼリーなどさっぱりしたものが食べたくなりますよね。ゼラチンは家にあるジュースとゼラチンを混ぜるだけでゼリーになります。

バナナは切って凍らせるとバナナシャーベット、バナナを潰してヨーグルトと混ぜて凍らせるとバナナヨーグルトアイスに!砂糖を使わなくても甘くて体にいいおやつが安く・簡単にできちゃいます。

ホットケーキミックスはバナナと混ぜてバナナパウンドケーキ、蒸しパン、スコーン、ドーナツなどにすることが可能。

どれも材料を混ぜたりつぶしたりする工程は子どももお手伝いができるので、家の中でおやつ作りをイベントにしても楽しいですね。

2.うっかり外食・うっかりコンビニを回避する

夏のお出かけの後は暑さで疲れてご飯の支度はなるべくしたくないのが本音ですよね。そうしてうっかり外食をしてしまうと結構な出費に。ここからはお出かけにまつわる外食やコンビニ出費をおさえるコツをお伝えします。

お出かけ前に食材の下処理をしておく

お米は研いでおいて炊飯器にセット、メインのおかずは下味をつけて冷蔵庫に入れてしまいます。ここまで準備できていれば「外食しようかな」と魔が差しても「そういえば朝準備したものを食べなければ」と、なんとかストップできるはずです。

外食とおうちご飯のコスパを冷静に考える

たとえば枝豆もスーパーで買えば1袋100円程度ですが、外で食べれば1人前で300円ほどしますよね。家で茹でれば家族4人で枝豆を100円で食べられて、少し余った分は翌日も食べられます。

他の料理も材料費だけで考えれば家で作った方が断然お得。外食は献立を考える・作る・後片付け分の手間がかからない分とても魅力的です。わが家ではつい料理の原価を考えてしまい、自分たちで準備するようになりました。

飲み物は持参で出かける

意外とお金がかかるのがペットボトルの水やお茶をコンビニで買ったとき。家族4人×100円=400円の出費です。これがお出かけのたびに積み重なると、結構まとまった金額になりますよね。

コンビニでペットボトル飲料を買わず、家で沸かしたお茶を持参すればとてもリーズナブル。わが家は178円で50パック入りの麦茶の茶葉を購入しているので、約4円/1パックで2リットルのお茶を飲んでいます。その他ガス代・水道代を入れても10円程度なので、コンビニで買うお茶に比べると1/40のコスト。

お茶や水は自宅から持参することでちり積も出費をおさえることが可能。また、コンビニ行かないことで子どもからの「お菓子買って!」「ジュース買って!」攻撃も未然に防ぐことができますよ。暑くてついつい涼を求めてコンビニに寄ってしまいたくなりますが、必要がない場合はコンビニに近づかないようにしたいですね。

3.買いだめをしておく