ポケモンカードゲーム(以下、ポケカ)は、2026年5月22日、ポケモンカードゲームの商品販売・イベントでマイナンバーカードを使用した本人確認システムの導入を検討すると発表しました。SNSでは、賛否両論の声が上がっています。

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1. 深刻化する「転売問題」の根本解決を目指す

導入の背景には過熱する「転売問題」があります。

ポケカは新しい拡張パックが発売されるたびに、店舗に行列ができたり、オンラインショップのサーバーがダウンしたりするほどの高い需要を誇っています。

しかし、その人気の裏では、純粋にゲームを楽しみたいプレイヤーや子供たちではなく、転売目的(投機目的)で大量に買い占める「転売ヤー」の存在が問題視されてきました。

これまでも、

  • 購入時のシュリンク(外装フィルム)を剥がす
  • 店舗独自のクイズを出題する(正解者のみ購入可能)
  • 電話番号認証や過去の購入履歴で制限する

などの対策が行われてきましたが、組織的に運用する転売ヤーを完全に排除することは難しい状況です。

公式発表でも「すべてのお客様に公平な機会を提供し、安心・安全にサービスを楽しんでいただくため」と強調されており、最終手段として一人に一枚しか発行されないマイナンバーカードの活用に白羽の矢が立った形です。