4. 【iDeCoと退職金】受け取る前に確かめたい3つのチェックポイント
退職金の受け取りを控えた人は、次の3点を順番に確かめてみてください。
1点目は、自社の退職金制度です。一時金のみか、年金のみか、両者を選べるのかは企業ごとに異なるため、退職金規程や人事部門に確認しましょう。
2点目は、iDeCoや企業型DCの受給開始予定年齢です。会社の退職金より先にiDeCoを一時金で受け取るなら、2026年1月施行の「10年ルール(前年以前9年内)」に該当する可能性があります。間隔を10年以上あけるか、受給順序を入れ替えるかを試算してみましょう。
3点目は、定年後の働き方と他の所得です。再雇用か定年引上げかで、退職金を受け取る年齢や合計所得が変わります。社会保険料への波及も含めて、年単位の総額で比較しましょう。
2026年1月からの新ルールを踏まえ、自分に合った出口戦略を早めに描いていきましょう。
参考資料
- 財務省「令和7年度税制改正の大綱」
- 国税庁「No.1420 退職金を受け取ったとき(退職所得)」
- 国税庁「No.1600 公的年金等の課税関係」
- 国税庁「No.2732 退職手当等に対する源泉徴収」
- 厚生労働省「令和7年「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果を公表します 」
苛原 寛