特にマラソンをやっているという人は多く、朝早くからランニングをしていたり、たまの休みにマラソン大会に出場したりしているんですよね。こちらからすると毎日忙しく過ごしているにも関わらず、いつどこで練習しているのかと疑問に思うほど。

しかもかなりの好タイムで走ったりするのですからびっくりです。筆者が担当していたお客さんに「プライベートでしんどいスポーツをしていると、仕事で多少何かあっても大したことないと思える」と言われたことがありました。

同じセリフを、なんと前述したBさんも自分のお客さんから聞いたことがあるのだそうです。その発想にびっくりすると同時に、「だからこの人は自分に厳しく、今の地位があるんだ」と納得したのをよく覚えています。

とにもかくにも朝が早い

お金持ちの人たちには朝が早い傾向があります。4時台に起きる人が本当に多いんですよね。筆者もよくプライベートで連絡を取る社長や富裕層の人がいるのですが、彼らから連絡が来るのが朝4時台なんてことはしょっちゅうです。そんなに朝早く起きて何をするのかと聞いてみると、「朝のほうが頭がすっきりして仕事が捗る」と皆口をそろえていいます。

しかし、眠気が勝つのでは?と訊いたところ、本音の答えが返ってきました。「誰からも連絡がないし仕事に追われない時間だから、しっかりと自分の時間が取れる」と。確かに彼らはある程度の社会的地位を持っていて、皆が仕事を始める8時や9時台になると大勢の人から確認や承認を求められるもの。

会議がみっちり入っていたり、食事会、会合、付き合いゴルフなどなど、多くの予定が詰まっていて彼らが自分の時間を取ろうとするとどうしても深夜か早朝になってしまうというのです。大変ですが、それも踏まえて彼らは自分の時間を確保するために毎日4時に起きているのでしょう。

まとめ

いかがでしたか。彼らお金持ちの行動は、一見理解しがたいところもあります。しかし、その意味や理由を考えると納得いくことも多いもの。もしもあなたがお金持ちになりたいというのであれば、お金持ちの人と少しでも多く友達になって、彼らの考え方や思想を学ぶのもいいかもしれません。

大塚 ちえ