6. まとめにかえて
今回は、2026年6月から適用される新しい年金額と、シニア世代の年金受給の実態について解説しました。年金額は引き上げられたものの、現役時代の収入や加入期間による格差は大きく、働きながら老後生活を支える人も少なくありません。働き方によって受け取れる公的年金には限度があることを知っておく必要があります。豊かな老後を迎えるために、まずは自身の現在地と将来の年金見込み額を把握してみましょう。そこから、長期的な視点でコツコツと資産形成をスタートさせることが、将来の安心へとつながります。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
村岸 理美