ゴールデンウィークも終わり、日差しに初夏の気配を感じる5月となりました。
過ごしやすい季節ですが、将来のお金についてじっくり考える良い機会かもしれません。
特に、老後の生活を支える公的年金について、「自分は一体いくらもらえるのだろう」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
厚生労働省から公表された令和8年度の年金額改定の内容や、最新の統計データは、ご自身の将来設計を考える上で重要な情報となります。
この記事では、最新の年金受給額の水準や受給者の割合、そして多くの人が抱きがちな年金制度への誤解について、分かりやすく解説していきます。
厚生年金と国民年金を合わせて「月額30万円以上」受け取れる人の割合は何%でしょうか。
1. 2026年度の厚生年金、標準的な夫婦世帯は月額23万7279円に。前年度から4495円増額
2026年1月に、令和8年度における年金額の改定が発表されました。
主な改定内容は以下の通りです。
令和8年度の年金額(月額)の例
- 国民年金(老齢基礎年金の満額・1人分):7万608円(前年度より1300円増)
- 厚生年金(標準的な夫婦2人分の老齢基礎年金を含む):23万7279円(前年度より4495円増)
※厚生年金のモデルケースは、平均的な収入(平均標準報酬額45万5000円)で40年間就業した夫と、その期間すべて専業主婦であった妻の基礎年金を合わせた世帯を想定しています。
今回の改定は、物価や賃金の変動を考慮した結果、増額となりました。
