いよいよ夏休み。子どもを連れて帰省したり、旅行したりといった計画を立てているご家族も多いでしょう。ただ、子連れとなると、大人だけの長距離移動や外泊では想像していなかったような出来事が起きたり、意外と必要なものが出てきたりします。そこで今回は、そういったチェックポイントをまとめてみました。

いつもと違う環境で起きる病気やけが

まず何より、子どもはいつ体調を崩すかわからないということを頭に入れておかなくてはなりません。荷造りする際には、「母子手帳」「保険証」「医療証」「体温計」「かかりつけ医から処方された、解熱剤などの薬」なども入れておきましょう。

実際に筆者の子どもは、実家で数年ぶりの高熱を出して寝込んだことがあります。帰省先や旅行先など、いつもと違う環境は子どもにとって刺激的なので、それゆえにはしゃぎすぎて体調を崩す……ということは十分にあり得ます。親は万が一のために、覚悟と準備をしておくと安心です。

さらに帰省先や旅行先の環境も、現地に到着したらチェック。子どもがいる家庭では、いつも暮らしている自宅のインテリアなどを、子どもファーストに整えているという場合が多いでしょう。特に赤ちゃんの場合は、サークルを設置したり、ジョイントマットを敷いたり、より安全に配慮しているのではないでしょうか。

しかし、帰省先や旅行先は、そういう環境になっているところは少ないはずです。楽しい帰省先や旅行先で事故が起こらないように、まずは危ないところがないか、ぐるっと環境を見渡しておきましょう。

これも体験談ですが、筆者の子どもはすっかりお風呂に慣れた年齢になって安心していた頃に、実家のお風呂で転倒してしまったことがあります。昔の作りで滑りやすい床だったこと、はしゃぎすぎていたこと、などなど原因はいくつか想像できるのですが……何より親として反省しました。

ゆったりスケジュールなら不測の事態にも対処しやすい