そしてスケジュールも、子どもに合わせて組んでしまえば結果的に親も楽です。欲張ってぎゅうぎゅうに予定を詰め込んでしまうと、子どものお昼寝や空腹、トイレなどに対応する際にイライラしてしまいます。さらに、子どもが疲れすぎて体調を崩すことも考えられます。その点、あらかじめゆったりとしたスケジュールにしておけば安心です。

筆者は、子どもが赤ちゃんの頃は朝食をとって出発し、昼食は実家(旅行先)でとり、その後お昼寝できるように予定を組んでいました。合言葉は「子どもが元気なのは午前中!」です。

最後に。帰省先や旅行先といった非日常では、思わぬことも起こります。たとえば、トイレトレーニングが順調に進んでいたのに、帰省先や旅行先で刺激を受けて数か月ぶりにおねしょをしてしまうとか……そういった時に慌てないように、ある程度の年齢になるまでは、着替えを多めに持っていくなど、用意周到にしておいた方がベターです。

着替えに関しても「帰省先や旅行先で洗おう」と、なるべく荷物を減らす作戦もアリなのですが、そうすると、雨が続いて乾燥機がない場合に大変なことになります。天気予報のチェックも含めて、念のための準備は必要だと思います。

そして、子どもの準備に追われて、ママのものを忘れてしまうというパターンもありますので(筆者は経験があります)、ご注意を。

帰省や旅行は、子どもはいつもと違う環境を体験でき、親は羽を伸ばせる、とても楽しい機会。しっかり準備をして、思いっきり満喫したいですね!

高橋 美穂