4. 【NTT】の利回りシミュレーションと配当推移
NTTの最大の強みは、優待だけでなく「高い配当金」と「連続増配」の実績にあります。
直近の年間配当(1株あたり5.3円ベース)で計算した場合、配当利回りだけでも約3.53%(株価150円計算)という高水準を誇ります。
4.1 【保有年数別】100株保有時のトータル利回り比較表
※株価150円(投資額15,000円)、年間配当金530円として算出。
| 保有年数(タイミング) |
年間配当金 |
優待dポイント |
その年の実質利回り |
| 通常年(1、4、6年目〜) |
530円 |
なし |
約 3.53% |
| 2年以上3年未満の年 |
530円 |
1,500ポイント |
約 13.53% |
| 5年以上6年未満の年 |
530円 |
3,000ポイント |
約 23.53% |
ポイントが進呈される「2年超え」と「5年超え」のタイミングでは、1.5万円という投資元本に対する還元率が跳ね上がり、実質利回りが13%〜23%を超える数字を叩き出します。
5. まとめ|少額から始めやすいNTT株、優待条件は事前確認を
NTT(9432)は、約1.5万円という超少額から始められる、まさに投資初心者の登竜門とも言える銘柄です。
dポイント優待が「最大2回限りのボーナス」であることを正しく理解した上で、安定した高配当(インカムゲイン)を受け取りながら、気長に「5年超えの3,000ポイント」を目指すのが賢い投資スタイルと言えるでしょう。
物価上昇や低金利環境が続くなか、配当金や株主優待を活用した資産形成への関心は高まっています。
新NISAを活用しながら、少額からコツコツ投資を始めたい人にとって、NTTは引き続き有力な選択肢のひとつとなりそうです。
※本記事は2026年5月時点の情報を基に作成しており、投資の参考となる情報の提供を目的としています。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行われますようお願いいたします。
参考資料
株式会社モニクルリサーチ LIMO編集部証券出身者チーム
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)や一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有するメンバーが多数在籍する「LIMO編集部 証券出身者チーム」は、株式会社モニクルリサーチが運営する経済メディア『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社などの金融機関で資産運用のアドバイザリー業務に従事してきた証券会社出身者を中心に構成された編集チームです。
野村證券株式会社出身の宮野茉莉子や、日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)出身の安達さやかなど、第一線の金融現場でキャリアを積んだ編集者が在籍し、証券会社の支店において国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じた個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に携わってきました。顧客一人ひとりのライフプランやリスク許容度に応じた、丁寧でわかりやすい資産運用提案を強みとしています。
記事制作にあたっては、厚生労働省、金融庁、などの官公庁が公表する一次情報や統計データを重視し、正確性と客観性を大切にした執筆・監修を行っています。取り扱いテーマは、公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなど多岐にわたります。
(最新更新日:2026年1月9日)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2025年9月21日更新)