2. dポイントがもらえる|NTTの株主優待制度の内容と注意点
NTTの株主優待は、ドコモの携帯料金の支払いや街のお店で使える「dポイント」の進呈です。保有株式数は100株でも1,000株でも進呈されるポイント数は同じです。
- 保有期間 2年以上3年未満: 1,500ポイント
- 保有期間 5年以上6年未満: 3,000ポイント
2.1 「毎年もらえる」は誤解?dポイント優待の条件を確認
ここがNTT投資における注意点であり、勘違いしやすいポイントです。
NTTのdポイント優待は、毎年継続してもらえるものではありません。「同一株主番号につき、指定の年数に達したタイミングでそれぞれ1回ずつ(一生に最大2回・合計4,500ポイント)」しか進呈されません。
この事実を知らず「長期保有すれば毎年もらえる」と誤解しないよう注意が必要です。
3. 要確認!優待を受け取るための「条件」と「届くタイミング」
「保有期間2年以上」を満たすには、株主名簿の確定日(毎年3月末および9月末)に、同一株主番号で「連続して記載されること」が必須条件となります。
3.1 今から買った場合、いつもらえる?
NTTの権利確定日は毎年「3月末」です。
例えば、今(2026年5月)から新規で100株を購入した場合、初めてポイントがもらえるまでのタイムラインは以下のようになります。
- 2026年9月末: 株主名簿に初記載(1回目)
- 2027年3月末: 名簿記載(2回目)※まだ半年
- 2028年3月末: 名簿記載(4回目)※1年半経過
- 2029年3月末: 名簿記載(6回目)※ここで「2年以上3年未満」の条件をクリア
一度株をすべて売却して買い戻したり、証券会社を移管したりすると「株主番号」が変わり、保有期間がリセットされてしまうため、長期間保有することが鉄則です。
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)や一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有するメンバーが多数在籍する「LIMO編集部 証券出身者チーム」は、株式会社モニクルリサーチが運営する経済メディア『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社などの金融機関で資産運用のアドバイザリー業務に従事してきた証券会社出身者を中心に構成された編集チームです。
野村證券株式会社出身の宮野茉莉子や、日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)出身の安達さやかなど、第一線の金融現場でキャリアを積んだ編集者が在籍し、証券会社の支店において国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じた個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に携わってきました。顧客一人ひとりのライフプランやリスク許容度に応じた、丁寧でわかりやすい資産運用提案を強みとしています。
記事制作にあたっては、厚生労働省、金融庁、などの官公庁が公表する一次情報や統計データを重視し、正確性と客観性を大切にした執筆・監修を行っています。取り扱いテーマは、公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなど多岐にわたります。
(最新更新日:2026年1月9日)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)