2026年5月8日、日経平均株価が▲0.19%、TOPIXは▲0.29%と、それぞれ小幅の下落となりました。
足元は企業の決算ラッシュとなっており、8日はNTTやトヨタ自動車など250社近くが発表しました。
日本を代表するエンターテインメント企業である任天堂(7974)も、8日の大引け後に2026年3月期通期決算を発表しました。
同社の株価は7日に一時7,361円と年初来安値を更新したものの、8日は3%超の上昇となり、4日ぶりに反発しました。
本記事では、任天堂の足元の株価推移や時価総額といった最新の市況を振り返るとともに、同社の事業概要や、投資初心者向けに知っておきたい株式投資の基礎用語についても分かりやすく解説していきます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
1. 任天堂の株式取引概況(株価・時価総額など)
任天堂の株式取引概況を見ていきましょう。
株価の一日の推移や出来高などを振り返ります。
1.1 2026年5月8日の取引詳細
- 株価(終値):7,667円
- 前日比:+3.55%
- 始値:7,664円
- 高値:7,837円
- 安値:7,568円
同社株は5月8日、7,664円で取引をスタートし、7,837円の高値、7,568円の安値を付け、結局7,667円で取引を終了しました。
- 出来高:16,407,000株
- 時価総額:9,869,422百万円
- 売買代金:126,206百万円
- PER(会社予想):25.5倍
- PBR(実績ベース):3倍
- 配当利回り:2.36%
1.2 任天堂の1年間の株価チャート
任天堂株の1年間の値動きは以下の通りです。
昨年11月以降は、中国での対日感情悪化によるIPビジネスへの逆風懸念や、世界的な半導体メモリー価格の高騰に伴う次世代機の採算悪化リスクなどが嫌気され、下落基調となっています。
1.3 2026年3月期は大幅な増収増益も、今期は減益&減配予想
任天堂が発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比98.6%増の2兆3130億円、純利益が同52.1%増の4240億円と大幅な増収増益となりました。2025年6月に発売した新型機「Nintendo Switch 2」が通期で1986万台を販売し、業績を強力に牽引。ソフト面でも『マリオカート ワールド』が1470万本を記録するなど、新ハードへの移行が順調に進んでいます。
配当は、株主還元姿勢を強めた配当方針の変更もあり、年間で前期比99円増の219円(中間42円、期末177円)に決定しました。新方針では連結営業利益の40%、または連結配当性向60%のいずれか高い方を基準としています。
一方で、2027年3月期は売上高2兆500億円(前期比11.4%減)、純利益3100億円(同26.9%減)の減収減益を見込んでいます。減益を受けて、配当は年間162円と減配を予想しています。
また、同日に任天堂は「Nintendo Switch 2」の値上げを発表しました。日本語・国内専用は5月25日から従来の49,980円→59,980円へと、1万円引き上げます。
決算の内容や値上げを受けて、週明け11日の同社株の値動きが注目されます。
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。
