2026年に入ってもなお、金(ゴールド)市場は高騰しています。
国内の金店頭小売価格(税込)は2万6000円台を突破。1年前の1万4000円台という水準から、わずか1年余りで1万円以上も急騰しています。
地政学リスクの長期化やインフレ対策としての需要が根強く、「守りの資産」としての金の価値が改めて見直されています。しかし、これほどの高値圏では「今から買うのは高すぎるのではないか」と躊躇する方も多いでしょう。こうした局面こそ、購入時期を分散してリスクを抑える「純金積立」の有効性を検証する価値があります。
今回は、2016年から2026年までの10年間、毎月1万円を積み立てた際の実データに基づき、その運用成果を詳しく解説します。
1. 10年間の純金積立シミュレーション実績(2016年〜2026年)
過去10年間の金価格推移に基づき、毎月一定額を購入し続けた場合の具体的な結果は以下の通りです。
- 積立期間:2016年5月 〜 2026年5月
- 毎月の積立額:10,000円
- 投資回数:全121回
- 買付手数料:1.65%(税込)
- 投資元本(合計):1,210,000円
- 期間中の平均購入価格:1gあたり9,072円
- 累計購入重量:131.18g
- 売却時の金価格:1gあたり25,948円
- 最終的な評価金額:3,403,734円
- 運用による利益:2,193,734円
- 資産の増加率:181.3%増
