給料日前やボーナス日前になると、「今ちょっとお金がなくて…」と口癖のように言っている人はいませんか?
しっかり先取り貯金をしていて、手元のお金がないということならば話は別ですが、「入ってきたお金をあるだけ使ってしまい、お金がない」という人の場合、将来お金の悩みを抱えてしまう可能性も。
お金に困りがちな人には、共通した習慣や考え方が見られます。大幅な収入増に期待できない年齢になってから「あのとき、お金をしっかり貯めていれば…」と後悔しないためにも、今のうちから習慣を見直しておきましょう!
「お金に困る人」に多い習慣3つ
お金の使い方には、その人の生活習慣が大きく影響します。無意識にしている行動が、無駄遣いのもとになっていることも。以下3つは、「お金に困る人」に多い習慣です。自分に当てはまるものはないか、普段の生活を見直してみましょう。
(1)外食回数が多い
「自炊は時間の無駄、キッチンが汚れる、食材が余って逆に損をする」といった理由で自炊をしない主義の人もいる昨今。しかしやはり、外食中心の生活は支出が格段に多くなりがちです。
外食は自炊よりも出費がかさみやすいだけではなく、「ドリンクやデザートも頼もうかな」「どうせなら好きなものを食べたい」といった誘惑が多いデメリットもあります。思い当たる節がある人はせめて毎日1食、あるいは休日は必ず自炊にするなど、食費を抑える習慣を身につけていきましょう。
(2) 現金での買い物をしたがらない
賢く使えば、メリットも得られるクレジットカードや電子マネー。しかし反面、お金を使っている感覚が得られにくく、買い物のハードルが下がってしまいがちなリスクがあります。支出の管理もあいまいになりやすく、予想以上に使ってしまっていた…というケースも珍しくありません。
一度でも「クレジットカードなどの請求額を見て驚いた」という経験がある方は要注意。カードや電子マネーを使ったら、その都度必ず明細を確認する習慣を身に付ける、現金で買える場所では現金を使うなど、使い過ぎを予防する工夫をしていきましょう。
(3) いろんな自分磨きに手を出している
自己投資や人生の楽しみという側面で考えれば、「自分磨き」も必要な出費と言えます。しかし、トレンドに流されて「あれもこれも」と手を出していると、支出も膨らんでしまいがち。こういった傾向がある人は、即契約せず、一旦落ち着いて熟考をすることを心がけていきましょう。
「通信教育を受講したのに放置している」「習いごとを申し込んだのに、あまり参加できていない」といった状態になりがちな人も、取り組む分野を定期的に見直すのがおすすめです。
「忙しすぎて、費用を払ったのに行けていない習い事や趣味がある」という人も、参加時期を限定するなどして工夫しながら取り組んでいきましょう。