新学期が始まり、早1か月。保護者のみなさまのお手元には、教材費や学童のおやつ代など、様々な集金のお知らせが届いている時期ではないでしょうか。
中でも「PTA会費」については、「うちの学校は高いのか?安いのか?」「他の学校はいくらくらい払っているのだろう?」と思った方も多いはずです。
本記事では、総務省が公表している「小売物価統計調査」の最新データ(全国の都道府県庁所在市および人口15万以上の市、計81都市が対象)を基に、小学生および中学生の保護者が負担する「PTA会費(年間)」について、比較や考察を踏まえて、ご紹介します。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【PTA会費】気になる「PTA会費」小学校の平均は「2970円」中学校の平均は「3202円」
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出所:総務省統計局「小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)」に記載の内容を基にLIMO編集部作成
小学校と中学校のPTA年会費平均額を見てみると、調査対象となった全国81都市の平均は、以下のようになりました。
- 小学校のPTA会費(年額平均):約2970円
- 中学校のPTA会費(年額平均):約3202円
中学校のほうが、小学校に比べて年間で232円ほど高いという結果が出ました。
中学校では、小学校とは異なり、部活動に関する支援金や、中学校卒業後の進路・受験に向けた備品の購入、また小学校よりも規模の大きい行事など、PTAの支援範囲が広がりやすく、それに伴い予算も多く組まれることが背景にあると考えられます。
2. 【PTA会費】全国81都市の小中学校PTA年会費一覧をご紹介
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全国の都道府県庁所在市および人口15万人以上の都市ごとの小学校および中学校のPTA年会費は以下の通りです。
【北海道・東北地方】
※記載内容は「都市名:小学校年会費/中学校年会費」の順です
- 札幌市:1696円/1636円
- 函館市:902円/2300円
- 旭川市:1827円/1873円
- 青森市:2580円/2200円
- 八戸市:3433円/3950円
- 盛岡市:3820円/3720円
- 仙台市:3080円/2468円
- 秋田市:2020円/1540円
- 山形市:3282円/3608円
- 福島市:2836円/2812円
- 郡山市:2600円/2133円
【関東地方】
- 水戸市:4896円/4032円
- 日立市:2600円/2700円
- 宇都宮市:5040円/4464円
- 小山市:2807円/3120円
- 前橋市:3120円/3560円
- さいたま市:3456円/3420円
- 熊谷市:2600円/3400円
- 川口市:2267円/2167円
- 所沢市:1567円/1800円
- 千葉市:2320円/2260円
- 柏市:2400円/3200円
- 浦安市:2667円/3000円
- 東京都区部:2240円/2680円
- 八王子市:1333円/2200円
- 立川市:1800円/2600円
- 府中市:1863円/2167円
- 横浜市:3610円/3316円
- 川崎市:2836円/3508円
- 相模原市:2300円/2400円
- 藤沢市:1667円/2700円
【中部地方】
- 新潟市:3400円/3260円
- 長岡市:1667円/1967円
- 富山市:2640円/2760円
- 金沢市:4200円/4720円
- 福井市:3480円/4430円
- 甲府市:1900円/2007円
- 長野市:2772円/2720円
- 松本市:2600円/2867円
- 岐阜市:3960円/3900円
- 静岡市:2896円/3520円
- 浜松市:1333円/1000円
- 富士市:1000円/1200円
- 名古屋市:2080円/2395円
- 豊橋市:2467円/3000円
【近畿地方】
- 津市:3240円/3884円
- 松阪市:4467円/3100円
- 大津市:2268円/3072円
- 京都市:3750円/2740円
- 大阪市:3240円/3640円
- 堺市:850円/2417円
- 枚方市:2600円/2667円
- 東大阪市:3500円/3740円
- 神戸市:1715円/1340円
- 姫路市:2400円/2800円
- 西宮市:2017円/2233円
- 伊丹市:2600円/3000円
- 奈良市:2340円/2110円
- 和歌山市:3960円/9072円
【中国地方】
- 鳥取市:4720円/4552円
- 松江市:6984円/4243円
- 岡山市:2080円/2200円
- 広島市:1880円/2644円
- 福山市:2800円/5800円
- 山口市:4704円/3696円
- 宇部市:2800円/2600円
【四国地方】
- 徳島市:3552円/4636円
- 高松市:2892円/4052円
- 松山市:4320円/4770円
- 今治市:3367円/2300円
- 高知市:2640円/5200円
【九州・沖縄地方】
- 福岡市:3720円/4685円
- 北九州市:3486円/3230円
- 佐賀市:3420円/3992円
- 長崎市:4180円/3460円
- 佐世保市:4333円/4640円
- 熊本市:3340円/3510円
- 大分市:4360円/4220円
- 宮崎市:4608円/3952円
- 鹿児島市:3480円/3320円
- 那覇市:6120円/5184円
【81都市平均】
- 平均年会費:2970円/3202円
次に、最も高い都市、最も安い都市についても説明します。
3. 最大で約9倍の差!「地域による格差」に注目
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続いて、地域や学校間における「会費の開き」について見ていきましょう。
3.1 小学校のPTA年会費・最も安い都市と高い都市
- 最も安い都市:堺市(大阪府)850円
- 最も高い都市:松江市(島根県)6984円
3.2 中学校のPTA年会費・最も安い都市と高い都市
- 最も安い都市:浜松市(静岡県)1000円
- 最も高い都市:和歌山市(和歌山県) 9072円
小・中学校ともに、最も安い地域と最も高い地域で8倍から9倍近い差があることがわかりました。
特に中学校では、年間1000円で済む地域がある一方で、9000円を超える都市もあります。
いかがでしたでしょうか。
PTA会費は、年間数千円とはいえ、物価高騰が続く中で子育て世帯にとっては毎年の確実な負担となります。
昨今ではPTAの任意加入の徹底や、活動の負担軽減(外注サービスの利用など)が全国的なニュースとして取り上げられることも増えました。
お子さんがいるご家庭では、ぜひ一度お手元のPTA総会資料や決算報告書に目を通し、ご自身の地域の会費額と全国の相場を照らし合わせてみてはいかがでしょうか。
参考資料
LIMO編集部