預金金利の上昇や日銀の金融政策変更を背景に、「個人向け国債」に再び注目が集まっています。

これまで超低金利が続いていたことから、国債にあまり関心を持ってこなかった方でも、「最近は利率が上がっているらしい」「定期預金より有利なのでは」と気になっているのではないでしょうか。

本記事では、財務省の最新データをもとに、個人向け国債の金利動向や利子の仕組み、非課税制度について分かりやすく整理していきます。

1. 【最新情報】個人向け国債の金利が上昇!5月募集分の利率をチェック

2026年5月募集分(5月14日~29日)の個人向け国債について、財務省が発行条件を発表しました。

2026年4月募集分と比べると、すべてのタイプで利率が上昇しています。

  • 変動10年:年率1.67%(前回1.55% → +0.12%)
  • 固定5年:年率1.89%(前回1.79% → +0.10%)
  • 固定3年:年率1.57%(前回1.51% → +0.06%)

今回の募集分では、固定5年が年率1.89%まで上昇した点が注目されています。

固定5年は、購入時の金利が満期まで変わらない仕組みのため、現在の金利水準を維持したい人にとって検討しやすい商品です。

元本の安全性を重視しながら、定期預金以外の選択肢を探している人にとって、候補の一つになるでしょう。

一方で、今後の金利上昇を見込む場合は、「変動10年」に関心が集まる可能性もあります。

次章では、半年ごとに金利が見直される「変動10年」の仕組みを見ていきましょう。