7. 【老後資金対策】平均額だけでなく「自分の年金見込み額」を確認しよう
2026年度は、国民年金が+1.9%、厚生年金が+2.0%の増額となり、モデルケースでは夫婦2人で月額23万円台となりました。
ただし、実際の受給額は加入期間や収入によって大きく異なり、平均値だけで判断するのは適切ではありません。
実態を見ると、厚生年金の平均は月15万円前後、国民年金は月6万円前後にとどまっており、年金だけで生活費をまかなうのが難しい世帯も一定数存在します。
年齢が上がっても年金額は大きく変わらないため、老後は長期的な視点で収支を考える必要があります。
こうしたなか、2026年からは在職老齢年金制度の見直しにより、年金と給与の合計が月65万円までであれば減額されない仕組みに変わります。
働きながら年金を受け取る選択肢は、今後より現実的なものになるでしょう。
まずは、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用し、自分自身の年金見込み額を確認してみることが大切です。平均データを参考にしながら、自分に合った老後資金計画を考えていきましょう。
参考資料
加藤 聖人