2026年のゴールデンウィーク。久しぶりにご家族やご親族が顔を合わせ、近況を語り合っている方も多いのではないでしょうか。実は、こうした長期休みの家族団らんは、将来の「相続」について考える絶好のタイミングでもあります。「うちは大した財産もないし、揉めるわけがない」そう思われる方もいるでしょう。
しかし最新の司法統計データを紐解くと、意外にも「ごく普通の家庭」こそが相続トラブルに巻き込まれやすいという現実が見えてきます。本記事では、数字が語る相続のリアルをお伝えします。
1. 相続トラブル多発!遺産価額「5000万以下」”普通の家庭”がいちばん危ない?
「揉めるのは資産家だけ」というイメージはデータによって覆されます。最高裁判所の「令和6年 司法統計年報」によると、遺産分割事件のうち、遺産価額のボリュームゾーンは「5000万円以下」が約78%を占めています。
つまり、ごく一般的な家庭でトラブルが多発しているのです。争いの原因は金額の多寡ではなく、家族間の情報共有不足や「分けにくい財産」の存在にあります。
