5. まとめにかえて
長寿化により、老後生活は20年〜25年に及ぶ可能性があります。一方で、年金収入だけでは家計が赤字となるケースも多く、貯蓄の取り崩しを前提とした生活が現実となっています。
また、金融資産の平均と中央値には大きな差があり、十分な資産を持つ世帯ばかりではない点も見逃せません。
年金額も個人差が大きく、平均値だけで安心するのは難しい状況です。
老後の生活を安定させるには、年金だけに頼るのではなく、貯蓄や資産運用も含めて備えておくことが重要です。
早い段階から自分の収支を把握し、長期の視点で資金計画を考えておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
加藤 聖人