「いざとなったら体を売ればいい」 20代貧困女子のリアル

”自己責任”で切り捨てられる人々

6月17日、とあるツイートが話題になりました。それは、「お金持ちになりたいわけでもすごく欲しいものがあるわけでもなくて、50円や100円のコーヒーを買うのに躊躇する生活をやめたい。若者の貧困はそういうレベル」という内容。衣食住にすら困っているのが若年層の貧困のリアルだとするこのツイートは、多くの人の共感を集めていました。

筆者は大学卒業後、大学生の時からやっていた演劇やコントを続けたいと思い、就職をせずにフリーターをしていました。若者の貧困と言うと、大学の奨学金返済の負担や将来の年金への不安が多く取り沙汰されます。しかし、筆者が経験した“若者の貧困”はもう少し違ったものでした。

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少子化による売り手市場の現状も若者の貧困化の原因か

どこにでもいる普通の大学生が大学を除籍され、住まいを失い、あっという間に貧困から抜け出せなくなるリアルを描いた映画『東京難民』。原作の小説を書いた福澤徹三さんは、専門学校で講師をしていた際に学生たちが何も考えずに卒業後フリーターとなり、貧困に陥っていく様子を見てこの小説を書いたと言います。

大学を卒業後、正社員にならずにフリーターになる理由は人それぞれです。就活がうまくいかなかったり何かしらの試験に落ちてしまったり、はたまた新卒で入社してもすぐに辞めてしまったりといったことも。

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秋山 悠紀

早稲田大学文化構想学部出身。女子高でサッカー部、フリーター、演劇活動、編集プロダクションなどを経て独立。
子育てへの不安から1年半の保育園勤務の後、第一子を出産。
現在、長男を育てながら女性の生き方、子育て、ジェンダー、社会、旅、ドラマ、映画について執筆中。